出版社内容情報
世界中が注目する検索エンジン会社グーグルを取材した初のビジネスノンフィクション。ワイアード創刊者でもある著者はインターネット関連ベンチャーに詳しく、グーグルの創設者たちとも親交があつい。検索エンジンの歴史と検索技術のイロハをひもときながら、グーグル誕生から現在までの経緯、話題になったIPOの経緯などを描く。巨大データベースであるインターネットと検索エンジンの関係、それらに対する政府の規制の可能性、プライバシーの問題など、検索ビジネスの将来展望にも触れ、示唆に富む内容。カリフォルニアのネット世代の若者たちの考えをうかがい知るネット・サブカルチャー史としても面白く読める。
内容説明
世界で最も注目される企業Googleとそのライバルたちは、ビジネスのルールを、メディアを、我々の文化を、どのように書き換えてしまったのか。
目次
意志あるデータベース
検索のイロハ~五つのW、ひとつのH
グーグル以前の検索
グーグル誕生
一回五セントで一〇億ドル~インターネットが金の卵を産む
グーグル二〇〇〇‐二〇〇四~五年で三〇億ドル企業へ
サーチエコノミー
検索とプライバシー
グーグル、満を持して上場
グーグルの今日と明日
完全なる検索
著者等紹介
バッテル,ジョン[バッテル,ジョン][Battelle,John]
ワイアード誌の共同創刊者、インダストリー・スタンダード誌などの創刊者。ビジネス2.0などに寄稿する人気コラムニストでもあり、カリフォルニア大学バークレー校ジャーナリズムスクールでも教鞭をとる
中谷和男[ナカタニカズオ]
東京外国語大学仏語科卒業後、NHK入局。社会部を経て、アラブ移動特派員、ジュネーブ、パリ、ナイロビ、ソウル各支社長、アジア総局長(バンコク)、アラブ・アフリカ・ヨーロッパ総局長(パリ)、1995年退局。著作、翻訳活動を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。