内容説明
「我々は世界のモバイル技術中央研究所になる」第3世代携帯電話用のCDMAを更に着々と強化。インテルのWiMAXを凌駕すべく第4世代方式を規格化。ワンセグを超える携帯向け放送「メディアフロー」を推進。次世代無線LANチップへの参入も視野。携帯電話業界の幹部クラスも知らない驚愕のインサイド情報を完全収録。
目次
第1部 クアルコムが推進する最先端の技術戦略(第3世代携帯電話の必須技術となったCDMA;OFDMAによる無線ブロードバンドも推進;次世代無線LANで情報家電の革命狙う;軽快動作と多機能化の両立目指すBREWプラットフォーム;新たな携帯向け放送サービスを実現するメディアフロー)
第2部 クアルコムの技術開発力を支える企業戦略(独特の企業文化をはぐくんだアーウィン・ジェイコブス;若き新CEOポール・ジェイコブス;企業基盤を支える知的所有権の提供戦略;全方位対応で世界最強の半導体メーカーを目指す;市場への密着を志すグローバル戦略;クアルコムの将来を占う日本市場)
著者等紹介
稲川哲浩[イナガワアキヒロ]
日経BP社日経ニューメディア編集副編集長。1967年3月静岡県生まれ。92年3月、慶應義塾大学大学院理工学研究科電気工学専攻修士課程を修了。同年4月、日経BP社に入社。電気通信分野の総合情報誌である日経コミュニケーションや日経ニューメディアで主にモバイル(移動通信)業界の記事を執筆する。2004年7月から現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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