出版社内容情報
社会主義を知の虚焦点とした20世紀の経済学は、すでに歴史と化したのか。
理論家にして批判者たる経済学者たちの、知の古層を思想的に読み解く。
第1章 T・B・ヴェブレン 高哲男
第2章 M・カレツキ 鍋島直樹
第3章 P・A・サミュエルソン 荒川章義
第4章 J・K・ガルブレイス 中村達也
第5章 M・フリードマン 江頭進
第6章 F・A・v・ハイエク 橋本努
第7章 K・ポランニー 若葉みどり
内容説明
社会主義を知の虚焦点とした20世紀の経済学は、すでに歴史と化したのか。理論家にして批判者たる経済学者たちの、知の古層を思想的に読み解く。
目次
第1章 T.B.ヴェブレン―経済学の脱構築と進化論
第2章 M.カレツキ―現代政治経済学の源流
第3章 P.A.サミュエルソン
第4章 J.K.ガルブレイス―飽くなき通念への批判者
第5章 M.フリードマン―形而上学から実証的政策科学へ
第6章 F.A.v.ハイエク―人間像の考察
第7章 K.ポランニー―社会の現実・二重運動・人間の自由
著者等紹介
橋本努[ハシモトツトム]
1967年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科、課程博士号(学術)取得。北海道大学大学院経済学研究科助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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