内容説明
制度化された「経済学」の呪縛を解き、現代社会に対する認識をいかに深化させるか。“経済学の誕生”と“その後”の思想家の「可能性の中心」を論じる。
目次
第1章 サー・ジェイムズ・ステュアート―経済学はいかなる意味で“ステイツマンのアート”なのか?
第2章 アダム・スミス―感情の哲学者
第3章 ジェレミー・ベンサム―利益・エコノミー・公共性の秩序学
第4章 デイビット・リカードウ―普遍的富裕への選択
第5章 トマス・ロバート・マルサス
第6章 ジャン=バティスト・セー―習俗の科学から実践経済学へ
第7章 ジョン・ステュアート・ミル
著者等紹介
鈴木信雄[スズキノブオ]
1949年生まれ。東京経済大学経済学研究科博士課程修了。千葉経済大学経済学部教授
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