帝国日本陸軍

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  • サイズ B6判/ページ数 242p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784818814585
  • NDC分類 396.21
  • Cコード C0031

出版社内容情報

日本陸軍及び日本陸軍が国民内部に持っている多方面にわたる役割は何か。永年北海道帝大に勤めた著者が「汝の敵を知る」ために著した、冷静、着実な帝国陸軍の実態。

内容説明

陸軍は日本人の考え方と抱負を反映しているだけでなく、その気質をも示している…。かつての兵営国家帝国日本における生活と意識をつく、知日派学者の包括的分析。1943年刊。

目次

1 人民の帝国陸軍
2 帝国陸軍の宗教
3 ニッポンの「ヘイタイ」
4 帝国陸軍の将校―日本の近代的サムライ
5 帝国陸軍の指導者層
6 帝国陸軍が握った政治権力
7 帝国陸軍部内抗争の発生
8 帝国陸軍の派閥
9 尚武精神の鋳造
10 帝国日本の見くびられた軍事力
付録 軍人勅諭

著者等紹介

内山秀夫[ウチヤマヒデオ]
1930年東京に生まれる。1953年慶応義塾大学経済学部卒業。同大学院経済学研究科に進学、54年退学。同大学法学部政治学科に学士入学、58年卒業。同大学院法学研究科修士・博士課程修了。1959~60年米国連邦議会研究員、1961年慶応義塾大学法学部副手。助手、専任講師、助教授を経て、73年教授。94年選択定年制により退職。94~98年新潟国際情報大学学長、1995年慶応義塾大学名誉教授。法学博士
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