内容説明
少子・高齢化社会を迎えた現代日本の社会保障・社会福祉諸政策を、社会サービスというより大きな枠組みを使って概観する。各制度の説明にとどまらず、社会サービスという観点からみた日本社会の素顔を、わかりやすく描き出す概説書。
目次
第1部 社会サービスとは何か(社会サービスとは何か;拠出のルールと選択;供給のルールと選択)
第2部 費用保障制度の現状と課題(公的年金制度;公的医療保険制度;公的介護保険制度;公的扶助制度)
第3部 サービス供給システムの現状と課題(医療サービスの供給システム;社会福祉サービスの供給システム;地域における総合的なサービス供給システム)
著者等紹介
伊藤淑子[イトウヨシコ]
1972年上智大学文学部卒業。1973-93年都立病院において医療ソーシャルワークに従事。この間、1985年上智大学大学院博士前期課程修了。1989年ボストン・カレッジ客員研究員。日本女子大学博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。現在、北海学園大学経済学部教授。著書に、『社会福祉職発達史研究』ドメス出版、1996年。『社会福祉援助技術とは何か』一橋出版、1996年、ほか
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