感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KJ
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自分がもっている主との交わりのあり方について問われた本。個人的な話だが、私は昔から祈りというものが苦手だ。それは伝道者になった今でも思っている。しかしこの本は「形式的な祈り」ではなく、まず主の前に静まり、主からの語りかけを待ち、その上で主の前に心当たりの内を注ぎ出すことの大切さを教える。祈りは決して「義務」ではない。私たちは生きていれば、自然と主との交わりを求めていくのである。祈りの言葉を紡ぎ出すのが苦手な私にとって、それは大きな励ましだった。ことあるごとに読み返したい1冊になった。2020/06/27