近代世界システム 1600~1750―重商主義と「ヨーロッパ世界経済」の凝集

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  • サイズ A5判/ページ数 368,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815802035
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C3022

出版社内容情報

「世界システム」論視角から資本主義史を再構成し現代社会科学にその影響力
のいや増す著者のライフワーク第2巻(第1巻は岩波書店『近代世界システム』
Ⅰ・Ⅱ)の全訳。重商主義期ヨーロッパのヘゲモニー国家の興亡を膨大な研究
史を踏まえて描き切り、新しい近世ヨーロッパ像を提起。

内容説明

近世ヨーロッパにおけるヘゲモニー国家の興亡史。ウォーラーステインのライフワーク第2巻の全訳。

目次

序章 「17世紀の危機」は実在したか?
第1章 収縮(B)局面
第2章 「世界経済」におけるオランダのヘゲモニー
第3章 中核における抗争
第4章 低成長期における辺境諸地域
第5章 岐路に立つ半辺境
第6章 中核地域における抗争

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sekaisi

1
実読時間9時間 経済帝国主義にドキドキ。2016/03/01

terrakotta

0
ヨーロッパの歴史と、なんでヨーロッパが隆盛になったのかあたりを知ろうと思って、読んだ本だけれど、あんまりにも僕の基礎知識が少なすぎて、太刀打ちが出来なかったという感じ。 それでも、歴史的事象を経済的な観点や資料から解釈して、合理的な説明をしようとしている考えはとても面白かったし、現代にも通じるところが沢山あって、多少は、僕の中になんらかの知識の種みたいなのは残ったかな?ヴェネチアが弱くなった理由を価格競争力の面から語るとか、読んでて楽しい。   いや、でも疲れました…。2014/12/28

Satoru Yonekura

0
近世ヨーロッパ世界のシステムを、「(ヨーロッパ)世界経済システム」として捉えるウォーラーステインの連作の第2巻(対象期間が1600年~1750年の重商主義時代)の翻訳書。史上初のヘゲモニー国家オランダをはじめフランス、イギリスの3ヶ国が「中核」国家であるとし、加えて「半辺境」(スペイン、スウェーデン、イギリス領北アメリカ植民地など)、さらに「辺境」諸地域(南イタリア、ポーランド、スペイン領アメリカなど)、というのが「世界経済」のシステム構成であるとする。その外側の国・地域(アジアなど)は「世界経済システム2013/06/11

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