出版社内容情報
労働民衆史、大衆文化、図像論、少数民族、女性史等社会史の新しい展望を開
拓してきた14人のラディカル・ヒストリアンが、現代史のただなかに生きる歴
史家として、生い立ちや歴史学との出会い、体験や著作等を率直に語る知的刺
激に満ちたインタヴュー集成。
内容説明
現代史のただなかに生きる歴史家たち14名のインタヴュー。政治文化と性、民衆と自由、そして人類の希望を語るラディカル・ヒストリアン。ペレストロイカもフェミニズムもこの認識から始まった。
目次
ヨーロッパ社会史(エリク・ホブズボーム―義賊のなかま;モーシェ・レヴィン―トロッキーが消されて;E.P.トムスン―悪とたたかう騎士;ナタリ・Z.デイヴィス―本と赤子をかかえる自由の女神;カルロ・ギンズブルグ―魔術崇拝の世界から)
フェミニズム史(リンダ・ゴードン―『産児制限評論』を;シーラ・ローボタム―パンクハースト夫人のように)
アメリカ合衆国史(ウィリアム・A.ウィリアムズ―平和時にも戦争を忘れるなかれ;デイヴィド・モントゴメリ―かつては真面目な共産党員;ハーバート・ガットマン―移民のコミュニティにて;ストートン・リンド―機械労働者;ヴィンセント・ハーディング―旅する求道者)
カリブ・メキシコ史(C.L.R.ジェイムズ―トリニダド解放の老将軍;ジョン・ウォマック―農民とゲリラ)