世阿弥能楽論集

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  • サイズ A5判/ページ数 407p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784813318194
  • NDC分類 773
  • Cコード C0074

内容説明

親しみやすい現代語で世阿弥が語りかけてくる。「風姿花伝」をはじめ論書17部を収録。読みやすくなって復刊!原文・現代語訳・詳しい語注つき。

目次

初期の能楽論(風姿花伝)
中期の能楽論(花習(抜書)
音曲声出口伝
至花道
人形
能作書
花鏡
曲付次第
風曲集
遊楽習道風見
五位)
後期の能楽論(九位;六義;拾玉得花;五音曲;習道書;却来花)
付載(五音;夢跡一紙;金島書;書簡)

著者等紹介

小西甚一[コニシジンイチ]
1915年8月、三重県に生まれる。1940年、東京文理科大学卒業(能勢朝次教授に師事)。東京教育大学教授を経て、筑波大学副学長、同名誉教授。スタンフォード大学客員教授、ハワイ大学・プリンストン大学高等研究員を経て、アメリカ議会図書館常任学術審議員。文化功労者。専攻は比較文学、日本漢文学史、日本中世文学。著書に『文鏡秘府論考』(日本学士院賞)、『日本文芸史』全5巻(第19回・大仏次郎賞)等多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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tuppo

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あんまり分かりやすくてびっくりした。解るかと言われると怪しいが。公理として初心であるとか花、序破急など魅力的なコンセプトを与えてそれを何処までも徹底する能が我が能であるとそんな感じ。能を語る、ための一般論でなく演者ならではの具体性ある議論が多い。具体例は少ない。て言うか出されても困る。非常に明快。2012/11/07

0
世阿弥の大方の変遷をたどれる構成となっている。世阿弥という人物は簡単に言えば、一流の作家でありながら一世を風靡した俳優でもあり、かつ演劇の立ち上げと理論化を同時に行っていった、「シェイクスピアと市川團十郎とアリストテレス」を合体させたような存在なので、学ぶことは非常に多いはずである。

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