内容説明
地産地消型の自然エネルギーを拠りどころに原子力に依存しない生活スタイルと、新たな地域経済循環を創りだそうという試みで、一歩も二歩も先を行くドイツ農村の最新の動きを追う。バイエルン州におけるマシーネンリンク、バイオガス発電にとりくむ農家や協同組合などをとりあげた。
目次
第1章 「バイエルンの道」とマシーネンリンク(マンスホルト・プラン;家族農業経営と持続的農村)
第2章 ドイツの「エネルギー転換」と農業(エネルギー転換;バイエルン州南部酪農地帯の戸別バイオガス発電)
第3章 エネルギー協同組合とバイオガス発電(再生可能エネルギー協同組合の設立運動;バイエルン州のバイオガス発電;レーン・グラプフェルト郡の再生可能エネルギーの取組み;バイオガス発電事業)
著者等紹介
村田武[ムラタタケシ]
1942年福岡県生まれ。博士(経済学)。愛媛大学社会連携推進機構客員教授・うわじまサテライト長。(株)愛媛地域総合研究所代表取締役。愛媛県自然エネルギー利用推進協議会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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