筑波書房ブックレット
魚と食と日本人―日本の漁業を考える

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  • サイズ A5判/ページ数 55p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784811902456
  • NDC分類 662.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

日本人は魚を昔からよく食べる。その魚に対して、どのように関わってきたのか。また、各国への影響はどのようなものかを検討しつつ、これからの日本の漁業のありかたを探る。

1.魚を食べる日本人
 (1)日本人の食と魚
 (2)魚食の地域性
 (3)水産加工業と魚食
 (4)魚食の構造変化
 (5)輸入に依存した魚食
2.魚の供給構造――主要魚種を事例として
 (1)エビ――アジアのマングローブを食べる
 (2)マグロ――マグロ資源と便宜置籍船
 (3)ウナギ――日本から台湾へ、台湾から中国へ
 (4)アジ――ドーバー海峡のアジを食べる
 (5)ノリ――贈答品需要からコンビニ需要へ
3.第2次大戦後の日本漁業を見る
 (1)マッカーサーライン等の漁場規制
 (2)遠洋漁業の拡大
 (3)養殖漁業の発展
 (4)栽培漁業の開発
4.200カイリ体制と水産基本法
 (1)200カイリ体制への歩み
 (2)国連海洋法条約の発効
 (3)水産基本法の制定
5.魚と食と日本人のために
 (1)水産資源の維持・増大
 (2)海、山、川の連携
 (3)魚の安全性
 (4)魚食の豊かさを求めて

目次

1 魚を食べる日本人(日本人の食と魚;魚食の地域性 ほか)
2 魚の供給構造―いくつか魚種を事例として(エビ―アジアのマングローブを食べる;マグロ―マグロ資源と便宜置籍船 ほか)
3 第2次大戦以後の日本漁業をみる(マッカーサーライン等の漁場規制;遠洋漁業の拡大 ほか)
4 200カイリ体制と水産基本法(200カイリ体制への歩み;国連海洋法条約の発効 ほか)
5 魚と食と日本人のために(水産資源の維持・増大;海、山、川の連携 ほか)

著者等紹介

増井好男[マスイヨシオ]
1941年静岡県生まれ。東京農業大学農学部農業経済学科卒業。同大学助手、講師、助教授を経て国際食料情報学部教授、現在にいたる。博士(農業経済学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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