内容説明
みなさんにとって、戦争は身近なものではないかもしれません。しかし、世界では、今でも、戦争や紛争が行われています。この本では、中東やアジア地域のおもな戦争・紛争を取り上げ、その概要や背景について、地図を使ってわかりやすく解説しています。
目次
世界の戦争・紛争で知っておきたいこと“中東・アジア編”3つの宗教の聖地・エルサレム/「アラブの春」って何?(パレスチナ紛争;シリア内戦;アフガニスタン紛争;ミャンマー(ビルマ)の紛争
イエメン内戦
カシミール紛争
イラク戦争
レバノン内戦
イラン=イラク戦争
湾岸戦争 ほか)
東アジアの安定を揺るがす中国
日本の領土をめぐる状況と北朝鮮問題
著者等紹介
小川浩之[オガワヒロユキ]
東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻教授。博士(法学)。専門は現代イギリス政治外交史、国際政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ヒラP@ehon.gohon
18
紛争や戦争が絶えない国を列挙して解説した本です。 日ごろ耳にする国でありながら、どうしてこれほどに人々が苦しんでいるのかと思ったら、民族や宗教や思想や、簡単に折り合いをつけることが難しい根源があることを痛感します。 そしてそれに関与する外国の思惑が事態を複雑化させているのでしょう。 どうしたら平和が実現できるのか、かんがえこんでしまいました。2023/07/14
kazu4
7
すごいざっくりではあるが、世界の戦争と紛争が短時間で理解できる。やはり、背景にあるのは宗教。宗教は本来、心の平穏を求めるものだと思うのだか⁉️2023/01/13