医療と宗教を考える叢書<br> いのちの尊厳―医のこころを問う

医療と宗教を考える叢書
いのちの尊厳―医のこころを問う

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784810406894
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0312

内容説明

「医療と宗教を考える会」は、全国にわたって宗教を重視する医師、看護婦やソーシャル・ワーカーらが、仏教、キリスト教、神道などの各派の宗教家と共に広い立場から生と死を考えようとして生まれた集いである。ここにまとめられた生と死を医療と宗教の立場からとり上げた論文は、毎月のこの会合で発表されたものである。この種類のまとまった論文がのせられた出版物は、日本ではこれが最初と考えてよいと思う。

目次

病と死と文学(生老病死と現代医学;死と問う文学;病を見つめる文学)
知性と祈り―東洋の智恵から(不合理のなかに生きて;合理性のもとに見失われるもの;絶望のなかで聞いた浄らかな言葉;部分しか見ない医療への疑問;患者の日常性へのアプローチ;東洋的体質と西洋的合理性の葛藤;生老病死と医療のかかわり)
医療の構造の中における倫理・宗教(技術に追いまくられる現代社会;難病といわゆる生命操作;生命の尊厳を守る医療チームの形成;健やかな老いと宗教的情操;人間らしい活動と倫理の向上;問われる宗教の義務)
宗教の生理学と病理学(医師と患者の信頼関係;笑いをとりいれた医学療法;宗教儀式と生理的現象;宗教活動と精神的な影響;患者の身になった医療のあり方;宗教的体験と自己存在の意義)

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