内容説明
「ポストドラマ演劇」とは、たとえばハイナー・ミュラーやロバート・ウィルソン、あるいはピナ・バウシュやヤン・ファーブルなどの仕事に見られるような、ドラマ以後の演劇である。ドイツの演劇研究者H・Th・レーマンによる本書は、1960年代から今日までの新しい舞台形式の展開に関する、その美的手段のパノラマ、国際的な演劇の豊富な実践例、同時に理論的な考察を含んだ、待望の叙述である。
目次
第1章 ドラマ
第2章 前史
第3章 ポストドラマ演劇のパノラマ
第4章 パフォーマンス
第5章 テクスト
第6章 空間
第7章 時間
第8章 身体
第9章 メディア
著者等紹介
谷川道子[タニガワミチコ]
東京外国語大学教授。1946年生まれ
新野守広[ニイノモリヒロ]
立教大学教授。1958年生まれ
本田雅也[ホンダマサヤ]
女子栄養大学他非常勤講師。1964年生まれ
三輪玲子[ミワレイコ]
上智大学講師。1964年生まれ
四ッ谷亮子[ヨツヤリョウコ]
愛知県立大学助教授。1966年生まれ
平田栄一朗[ヒラタエイイチロウ]
慶応大学助手。1969年生まれ
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