すぐわかる日本の伝統色

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  • サイズ A5判/ページ数 155p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784808707842
  • NDC分類 757.3
  • Cコード C0072

内容説明

四季の移ろい、王朝の雅、日々の営みが美しい色の名前になった…。日本的感性が紡ぎだした風雅な“色の名前”と豊かな色彩美の世界。

目次

第1章 先史から奈良時代(先史から奈良時代にかけての色;赤への畏敬―古代の特別な色(朱色/銀朱)
都の壮麗―丹塗りの建造物(埴・真赭/鉛丹色/丹色) ほか)
第2章 平安から室町時代(平安から室町時代にかけての色;王朝人が愛した、紅花染の花の色(桜色/紅梅色/撫子色)
濃きも薄きも―都を風靡した紅色(韓紅花/薄紅/退紅/一斤染) ほか)
第3章 桃山・江戸時代(桃山・江戸時代の色;戦場を飾った鮮やかな赤(猩々緋/甚三紅・紛紅)
酸化鉄を含む赤土の色(紅殻色・弁柄色/代赭色) ほか)

著者等紹介

福田邦夫[フクダクニオ]
1931年、京都に生まれる。東京教育大学教育学部芸術学科卒業後、(財)日本色彩研究所、(株)日本色彩社などをへて九州産業大学、女子美術大学で2002年まで教鞭を執る。日本色彩学会会員
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感想・レビュー

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とりふぃど

3
色が生まれた時代背景歴史。この間和菓子のアン読んでたから、江戸時代に出来た甘味の色なんてものにも反応してしまいます(笑)小豆色は現代でもよく使うけど、羊羹色なんてまんまじゃないの。若葉蔭の金魚が涼やかでいいねー。2014/05/21

withyuko

2
図書館本で返却期限が来たので慌てて見た!この本、欲しい。手元に置いてほかの本で色の記述や描写があった時に見ると面白いなと思った。最初の色は赤(にもいろいろあって、朱色に近いのとか橙色に近いのとか、埴輪のはにも赤系の色なんですね~)火の色、魔除け?もっとじっくり読みたい!2019/07/30

未来から来た人間は如何にして未来に帰るのか研究会

1
登場した歴史順に列挙しており、辞書としても使える読み物。鮮やかな色が発明される時代、暗い色が多い時代。色の発明は時代背景を映すもの2009/06/02

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