出版社内容情報
世界的名著、遂に邦訳・刊行なる。
自衛隊イラク派遣は歴史的にどう位置付けられるのか?いまこそ必要な、アラブ史 「知の体系」へのアプローチ。「注目すべき重要性をもつ一冊がついに書かれた」(エドワード・サイード)
目次
第1部 新しい世界の形成(七‐十世紀)(古い世界のなかの新しい勢力;帝国の形成 ほか)
第2部 アラブ・ムスリム社会(十一‐十五世紀)(アラブ・ムスリム世界;田舎 ほか)
第3部 オスマン朝時代(十六‐十八世紀)(オスマン帝国;オスマン朝社会 ほか)
第4部 ヨーロッパ帝国主義支配の時代(一八〇〇‐一九三九年)(ヨーロッパ勢力と改革派政府(一八〇〇‐六〇年)
ヨーロッパ帝国主義と現地支配エリート(一八六〇‐一九一四年) ほか)
第5部 国民国家の時代(一九三九年以降)(帝国主義支配の終焉(一九三九‐六二年)
変化する社会(一九四〇年代と五〇年代) ほか)
著者等紹介
湯川武[ユカワタケシ]
1941年生まれ。慶応義塾大学教授。中東・イスラーム史専門
阿久津正幸[アクツマサユキ]
1968年生まれ。慶応義塾大学大学院後期博士課程。中世・イスラーム史専門
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