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メディシン・クエスト―新薬発見のあくなき探求

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  • サイズ B6判/ページ数 268,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784806712442
  • NDC分類 499.8
  • Cコード C0040

内容説明

むせかえる熱帯雨林、ほの暗い深海、極北の凍てつく荒野…世界を舞台に繰り広げられる、新薬発見のあくなき探求の旅と古代エジプトから現代アマゾンのシャーマンまでの伝統的な動植物の利用から発見・開発された新薬の歴史を、アメリカの著名な民族植物学者が鮮やかに描き出す。

目次

第1章 痛みに効く毒
第2章 終わりのない探求
第3章 身近なカビたち
第4章 虫がくれる薬
第5章 ぞっとしない癒し手
第6章 カデューシアスのヘビ
第7章 海の底に
第8章 サルが使う薬草
第9章 シャーマンたち

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さとー

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研究に進みたい薬学生必読! 天然物から医薬資源を探すということの本当の意味がこれ。個人としては、補完医療に興味があるので、そういう観点からすごく刺激を受けました。もとをただせば、薬学部に入ったのも、中世の魔女とか、呪医とか、薬草に興味があったからというひそかな事実があったりするんだけど、もっともっと知りたくなった。 医薬品と食品の違いは「品質」だと健康食品学の授業で知った、つまり、裏を返せばそこに区別はほとんどない。とか可能性を考えるとわくわくしてテスト勉強どころではないw2012/07/07

yuri9976

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工学部じゃなくて薬学部に行ってもよかったかも。。と思ってしまった。今や分子レベルで抗ウィルス薬の設計が出来る時代。でも治せない病気はまだまだ沢山あって、そんな病に苦しむ人たちの助けとなる薬効成分が、まだ発見されずに眠っている可能性がたくさんあるかもしれない。いやむしろあって欲しいし、そういうのがたくさん見つかって欲しい。そんな希望を感じさせてくれた一冊。2012/02/05

やご

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副題に「新薬発見のあくなき探求」とありますので、つい、製薬業界の内幕物か何かかと思ってしまったのですが、さにあらず、中南米のシャーマンの教えを受けた民族植物学者が、自然の生物由来の化学物質が医薬においていかに貴重なものであるかについて語った本です。  妙な生き物が妙なところでさまざまに役立っていて楽しいです。2005/03/23

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