意欲格差

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784806130758
  • NDC分類 304
  • Cコード C2030

内容説明

緊急提言、「勝ち組」さえ巻きこまれる。やる気の衰退が日本を壊していく。

目次

第1章 意欲格差の恐怖
第2章 意欲格差の実態を追跡する
第3章 親の立場が意欲格差を生み出した
第4章 地方から意欲・国力が衰えていく
第5章 意欲格差は人々に何をもたらすのか
第6章 意欲を奪う政策・論調はやめよう
第7章 意欲を向上するため、個々人が今、なすべきこと

著者等紹介

和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年生まれ、精神科医。東京大学医学部卒、東京大学付属病院精神神経科助手、アメリカ・カールメニンガー精神医学校国際フェローを経て、日本初の心理学ビジネスのシンクタンク、ヒデキ・ワダ・インスティテュートを設立し、代表に就任。国際医療福祉大学大学院教授(臨床心理学)。一橋大学国際・公共政策大学院特任教授。川崎幸病院精神科顧問。老年精神医学、精神分析学(特に自己心理学)を専門とする。心理学、教育問題、老人問題、人材開発、大学受験などのフィールドを中心に、テレビ、ラジオ、雑誌で活躍のほか、数多くの単行本を執筆し、精力的に活動中。第5回正論新風賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

28
◇格差は下位層の意欲をかきたてなかった(15頁~)。◇国力の発達に大切なのは一般大衆のレベルアップ(21頁~)。だからこそ、昔、福沢諭吉先生は『学問のすすめ』を書いてベストセラーとなった経緯がある。知識基盤社会は大衆層の底上げでレベルが上がる。◇非正社員が70%の会社も珍しくない(44頁~)。いったんフリーターになってしまえば、なかなか正社員にはなれない、ならない(47頁)。これは今も真実である。ODとなり14年以上、何も変わらなかったと言わねばならない。年齢だけ上がった。2015/12/08

egu

1
雇用格差・賃金格差の根本でもある意欲格差=現在進行形でさとり世代・ゆとり世代と分類される基準を作り上げてるのではないかと思う。元の賃金・雇用の格差は多少仕方ない側面はあると感じるがこの意欲の差は決してあってはならない格差だと思う。やる気がない→勉強もしない→働きたくない→仮に働いても重要な役職はいらない。など話を突き進めれば日本の国力にも影響を及ぼす内容だと思います。唯一個人として納得いかないのはこの著者灘中の出身・東大の医学部ですのでこの渦中の中心人物ではないんです。あくまでの上から目線なんでよ!2014/06/21

あちこ

1
わたしが借りた本。耳が痛いなあ。スウェーデンのテレビにはバラエティがないんだって。それだけでも学力に差がつきそうだよね。しみじみ。2013/09/02

たかきぃ

1
真に是正すべきは意欲格差だ。2011/08/18

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