中央大学学術図書
ゲーム理論と寡占

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  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784805721612
  • NDC分類 331.19
  • Cコード C3033

内容説明

本書はゲーム理論の寡占理論への応用を中心として、最近10年近くの間に進めてきた研究をまとめたもである。シグナリングゲームや進化ゲームなど最近の成果も取り入れ、通常の寡占理論だけではなく不完全競争下の国際貿易、貿易政策についても取り上げながらゲーム理論を用いた寡占の理論的研究を展開していく。

目次

協調ゲームの長期均衡について
寡占と進化ゲーム
非対称な寡占の長期均衡(同質財の場合;差別化された財の場合)
不完全情報と輸出補助金をめぐるロビー活動について
寡占と輸出補助金の動学的分析
寡占と保護貿易および消費者の経済厚生について
独占的競争と貿易自由化
動学的な複占と輸出補助金
利潤の分配(profit sharing)と輸出補助金
参入が自由な寡占と関税について
参入が自由な寡占における関税と経済厚生
統合市場、自由参入のもとで寡占における関税の効果
複占における関税戦争と経済厚生

著者等紹介

田中靖人[タナカヤスヒト]
1953年大阪府岸和田市生まれ。1976年京都大学工学部卒業。1983年横浜国立大学大学院経済学研究科修士課程修了。1986年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位修得。山形大学人文学部講師、同助教授、中央大学法学部助教授を経て現在、中央大学法学部教授、経済学博士。専攻は理論経済学、ゲーム理論とその応用
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