新編 夏の流れ/河 (新編)

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新編 夏の流れ/河 (新編)

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  • サイズ A6判/ページ数 340p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784803803730
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

著者等紹介

丸山健二[マルヤマケンジ]
1943年、長野県飯山市に生まれる。仙台電波高等学校卒業後、東京の商社に勤務。66年、「夏の流れ」で文學界新人賞を受賞。翌年、第56回芥川賞を史上最年少(当時)で受賞し、作家活動に入る。68年に郷里の長野県に移住後、文壇とは一線を画した独自の創作活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カブトムシ

17
先年、郷土の信濃毎日新聞に大町市在住の作家丸山健二氏の記事が載っていた。私より10歳年長の氏の近影もその新聞で拝見できた。新型コロナに関してのインタビューだった。その際、私は、芥川賞を受賞した「夏の流れ」を紹介した。そして、氏が長編小説を沢山書くようになって、氏の本を買わなくなったことも書いた。近作は全4巻の「ブラック・ハイビスカス」(いぬわし書房)で秋に出版された。ヤギ皮装丁の豪華版、11万円、限定50セットの予約販売。一般の読者には、田畑書店(東京)から近刊の「新編 夏の流れ/河」が出版されたそうだ。

タピオカ

15
「夏の流れ」死刑を執行する刑務官の、家族との日常と、刑務所内での同僚•部下との日常が、無駄がない淡々とした文章で描かれている。刑務所内の様子はリアリティがあり、テーマも重いが、23歳の時に書かれたというのに驚いた。 「河」自動車事故で九死に一生を得た作者がリハビリ中の夏の一夜に料理屋で居合わせた客との話。 ※加筆•修正をし組み方を変えた新編とのこと。余白が多く表紙も固めで詩集のようだなと図書館で手にした。2024/03/02

kentaro mori

3
書店でパラリと見て、ビビビッときた。初出と行組を大きく変え、加筆修正も多いようだ。詩のような行組にした理由はなぜなのだろう。はじめて読む読後感だった。2020/08/11

TOMYTOMY

1
画が浮かぶ。映画的だと思う。 飲み込まれた。そして、何か置き去りされた感じ 夏の夜に読むのにオススメです。 刹那がある。2020/08/10

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