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目次
第１話 結婚―がれきの街に教会があった
第２話 誕生―赤ちゃんは元気な産声あげた
第３話 脱出―街には思い出が詰まっていた
第４話 別離―ステイ先に静かな夜がきた
第５話 親子―砂ぼくりの中で繁一は泣いた
第６話 焼失―炎は商店街を焼き尽くした
第７話 兄弟―三人は母親の島に包まれた
第８話 異国―ファウストは焼き跡を歩いた
第９話 北国―力哉は雪の上を跳びはねた
第１０話 再会―銀色の煙突は無事に残った
第１１話 母娘―二人はおにぎりを分けあった
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モリータ
7
◆朝日新聞神戸支局編著、1995年11月25日刊。◆「本書は阪神大震災から約一カ月後の二月から、朝日新聞大阪本社の兵庫県版をはじめいくつかの地方版で連載された「あしたの家族」と、九月から同じ家族のその後を追った「続あしたの家族」の連載をまとめ、一部加筆したもの」（6頁、はじめに）◆11の家族の被災の瞬間、家族や家、生業の喪失、避難・疎開先での生活、そして子どもも含む家族の声を、基本的に淡々と記述している（それで良いと思う）。2024/02/10
