内容説明
月光界は、光あふれる“実りの季”をむかえた。輪堂弓香は、女の肉体に魂替した戦士ミズールと共に修行の旅を続け、風霊使いが住むという五国川にたどり着く。意外にも2人を待っていたのは、以前敵国ネンゲに置き去りにしたサッタ国の王子パルロであった。彼が言うには、ネンゲのタピール帝の弱点がタガーの存在自体にあり、しかも4日後に迫った新月闇と共にタガーは死ぬ運命にあるという。―タガー救命に立ち上がる弓香に迫る恐ろしい罠とは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりもん
2
パルロがタピールに利用され、リンドーに憎しみを与えているのはタピールだなと再確認。 タガーは遂に死んでしまったけど、ユーミと一緒になれたからよしとしよう。2011/08/04
絵美
2
光あふれる“実りの季”を迎えた月光界で弓香は、風霊使いが住むと言う地へと辿り着く。しかし意外にも、そこで待っていたのは…。 作者曰く、『スプラッタ・メロドラマ』なお話。多くの謎の答えが見えてきた分、失う物も…。新キャラも増え、物語は佳境に。次巻でひとまず、弓香の話はおしまい。2011/02/06
はるかかなた
1
友人に貸す前に再読。表紙がすべてを物語った一冊。ついにサファが登場しましたね! おぼろな記憶ではもっと見た目若いつもりだったので、読み返してびっくり; タガーとユーミの結末は切なかったです。2012/12/16
natsu_san
0
再読2011/05/15
こえん
0
久しぶりに再読。2010/10/07