感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hit4papa
53
初心者にピッタリな神道と神社の関連書籍を、ということで手に取ったのが本書。解説されている内容については、知らないことばかりで、無知蒙昧さを痛感した次第です。ここまで読めば、参拝に行って御朱印を頂くのに支障はありますまい。タイトルの「日本人として~」が、焦りを覚えさせますね。第一章の冒頭「1.神道は宗教ではない?」から、え?宗教なの?と戸惑ってしまうのです。答えは、”教祖も教典も教義もない特殊な宗教”。じゃあ、神主さんは教祖じゃないの、祝詞は何なのかしら・・・と、疑問を持つ方は、本書を読むべきでしょう。2020/05/11
やぎ
7
日本人として知っておきたい神様のことなどがよく分かった。特に伊勢神宮の存在には驚きが沢山あり、一度は参拝してみたい。日本書紀、古事記をもっと知りたくなった。2021/03/25
倉屋敷??
4
いかに自分が知っているつもりでいたか良くわかる。 疑問にも思わなかったけど、改めて聞かれるとわからないことって沢山ある。 そういった事が説明されて納得できました。 神道、神社について興味を持つきっかけには良い本だと思います。面白かった。2022/02/27
やさかん
4
興味本位に読み始めたが、なかなか面白かった。特に仏教が伝来した時に区別するのではなく、仏教の教えを取り入れるのが、日本人が生み出した宗教だなと感じた。歴史の背景で宗教の捉え方が異なるのも興味深かった。2018/12/30
あつ
2
神道とは元々決まった戒律がない自然崇拝だった 天皇のルーツである卑弥呼が神道の祭祀王的な存在だったみたいだ 仏教が伝来しても神道はいろいろな神の一つとして受け入れた 江戸時代には儒学が流行るが国学として神道を復活させようと尊王攘夷運動が起こった 明治時代になり軍国主義で天皇を崇拝させるために神道が利用された 国家神道と言われている 戦争のために死んだ靖国神社などがある しかし元々の神道は天皇先祖の卑弥呼が祈っていただけで神道=天皇崇拝の軍国主義ではないことを理解しなければならない 2018/01/28