内容説明
あなたのすぐそばにあるアナザーワールド。荒れ果てた地下も、最先端を行く地下も、歴史をとどめる地下も、全部見てきました。
目次
1章 荒れ果てた地下世界(“特攻基地の痕跡”鵜原火薬庫;“トンネル内につくられた商店街”隧道マーケット)
2章 最前線を行く地下世界(“ニュートリノ世界初検出の地”スーパーカミオカンデ;“放射性物質の貯蔵実験をする施設”深地層研究センター)
3章 歴史を継承する地下世界(“石の採掘跡に残された巨大な空洞”大谷石地下採掘場跡;“世界遺産になった遺構の数々”石見銀山;“今すぐにも稼動できそうな廃鉱”池島炭鉱;“日本の中心になったかもしれない地下壕”松代大本営跡)
4章 異色の地下世界(“「本当の貴族」たちの棲家”熊襲の穴;“世界有数の透明度を誇る地底湖”龍泉洞;“謎だらけの2層だての地下世界”半田地下壕)
著者等紹介
鹿取茂雄[カトリシゲオ]
昭和52年生まれ。薬品メーカーに勤務し、研究開発業務に従事。酷道の趣味をきっかけに、廃墟や事件現場にも興味を持つようになった。酷道巡りと廃墟探索、事件・事故現場へ急行することがライフワークになっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へへろ~本舗
6
暗くて狭い所は苦手である、さらにそれが下を除くと高い所にあるとかいうパターンは最悪である。鍾乳洞で懲りた。懲りたあまりどこの鍾乳洞だったか名前を忘れた。なのにこの本の筆者はどんどん行くのだ。ヒグマの危険があろうとも、崩落の危険があろうとも穴があるからもぐるのだとばかりに。自分では多分行かないであろう地下世界探訪紀。怖い物みたさで読んでみた!2015/05/21
kinaba
2
放置されている廃坑跡への侵入があるかと思えば、観光洞や地下研究施設の見学まで、こだわらずにとにかく地下空間楽しい、というのが伝わってくる紹介で大変よい。涼風荘の洞窟座敷、行ってみたいなあ。2016/11/19
max99
1
別に封印はされていないと思んだけど…。今の時代、スマホで調べたら、大体の情報(山の牧場までも)が写真つきで確認できて、つまらない時代になっじゃったなーなーんて言いがちだけど、いや、探してみれば、ぜんぜん、まだまだ、ワクワクドキドキできそうなところが日本にもあるんだなーって。観光名所から、ツアーから、グレーな地下世界まで読み応えがあって、面白かったなー。気楽な独り者かと思ったら、4人の子持ち。ますます関心しました。洞窟レストランはトリップアドバイザーのレビューをみて笑っちゃいました…。2019/03/02
絵具巻
1
文京区立根津図書館で借りました。2017/11/21