アジアの人々が見た太平洋戦争

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784801300668
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0095

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Vakira

31
欧米の植民地からアジアの国々の独立を目指す。これが大東亜戦争の始まり、しかしながらそれは日本による侵略であった。しかし確かにアジアの人々の解放だったということも事実らしい。現地の青年将校は真剣にアジアの独立に情熱を燃やし、日本の軍のトップはしたたかに植民地化を目論んでいたような感じを受けた。太平洋戦争あまりよく知らなかったので勉強になりました。著者、僕より若いのによく調査しました。驚き。戦争は二度と繰り返さないためにもよく理解しておかなければ・・・2019/08/05

ニンジン

29
太平洋戦争をアジアの視点で書かれた書籍はあまりなく興味深く読めました。 戦争なんて起こしてはならないというのは当たり前なのですが、結局のところ列強国の上層部のエゴが市民を加害者にも被害者にもするのだなと改めて認識ました。 当時のタイの外交の上手さには舌を巻くものがあり、日本は今も昔も外交が下手なのだなというのも分かります。 今生きている我々が歴史を知り未来を模索することが命を奪われた人々に対する誠意という著者の言葉に共感です。2021/09/23

Kei Ogiso

8
出張の時に買った本(^^)国ごとに戦前から戦後までの状況がまとめてあり、非常に分かりやすい。異なる証言、数値も併記されていて、誠実にまとめられた著作との印象を受けた。そして今に至るまで日本人は外交下手なのだと、少なからず落胆。2019/02/24

ゆゆ

3
こういう表現は不適切かもしれないけど、戦争時代、そこにはロマンがあったんだなぁと思った。誰が英雄で、だれがその土地の人を救ったとか、令和の時代にはない気がする2019/06/15

Takenori Goto

1
東南アジア諸国にとって、大東亜戦争は解放と侵略の両方の側面があった。国より時期により捉え方は複雑だった。解放か侵略かについて、ニュートラルな視点で書かれており腑に落ちた。大東亜戦争関連書籍の中で一番のお薦め。2015/08/24

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