出版社内容情報
ペットの定番である犬と猫。人間とは切っても切れない存在ですが、じつはカワイイだけではなく、“どんまい”な一面も持っていることをご存じですか? 「子犬のころ、なぜか逆立ちしてご飯を食べちゃう」「子猫は離乳が早いと一生イライラして過ごす!? 」など、本書では、犬と猫のかなりどんまいな生態や、犬種・猫種ごとのオモシロ特性をご紹介。クスッと笑いながら学べる図鑑、“どんまい”シリーズ第4弾です!
目次
第1章 どんまいな犬と猫のまいにち(子どもの頃で比べてみた;うんこで比べてみた;やっちまう失敗で比べてみた ほか)
第2章 どんまいなあの犬、あの猫(腰痛で悩むコンビ;イメージとのギャップで悩むコンビ;食べ方で悩むコンビ ほか)
第3章 どんまいな飼い主たち(飼い主は本当の世界を知らない;飼い主の思い込み;飼い主によるありがた迷惑 ほか)
著者等紹介
今泉忠明[イマイズミタダアキ]
哺乳類動物学者。1944年、東京都生まれ。東京水産大学(現・東京海洋大学)卒業。国立科学博物館で哺乳類の分類学・生態学を学ぶ。文部省(現・文部科学省)の国際生物学事業計画(IBP)調査、環境庁(現・環境省)のイリオモテヤマネコの生態調査などに参加。上野動物園の動物解説員を経て、静岡県「ねこの博物館」館長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
27
かわいいから借りてきたら家族に大受け。…でも、豊洲直送魚を毎日ご機嫌で食べている我が家の猫を見ていると、魚はそれほど好きではない、というのはちょっと信じられない…。2021/03/24
むつこ
22
表紙からやられたー。犬も猫も、どっちもおならをした反応はかわいくて面白い。細かいことはいいんだよ、おおざっぱでわかりやすい本だった。2022/04/04
G-dark
6
「ミアキス」という生き物が平原で進化して集団行動をするようになったものが「イエイヌ」、森で進化して木登りに適したしなやかな体になったものが「イエネコ」。性格も習性も見た目も全く違うのに、祖先は同じなのですね。この本は、そんな「真逆の兄弟」とも言うべき犬と猫の習性のなかでも、特に面白いものを比較しながら紹介しています。「犬は、クサイとガタガタする」「猫は、クサイとニヤニヤする」「犬は雪の日、すごく喜ぶ」「猫は雨の日、すごく眠い」「犬から見ると、人間の肌はシュレック色」「猫から見ると、赤信号は存在しない」2020/01/30
オリーブ
2
めっちゃおもろい2022/10/22
たくさん
0
猫と犬の祖先が同じだけれど、タイプが違うよっていうところからそれぞれの好きなところとか癖のある所を掘り下げるというのが楽しい。人間に置き換えてとか友だちに置き換えて親近感があるけど認めてあげようだってかわいいじゃんという感じがとても良い本だと思いました。2023/10/14