宝島社文庫<br> 珈琲店タレーランの事件簿〈3〉心を乱すブレンドは

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宝島社文庫
珈琲店タレーランの事件簿〈3〉心を乱すブレンドは

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  • サイズ 文庫判/ページ数 362p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784800224439
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

実力派バリスタが集結する関西バリスタ大会に出場した珈琲店“タレーラン”の切間美星は、競技中に起きた異物混入事件に巻き込まれる。出場者同士が疑心暗鬼に陥る中、付き添いのアオヤマと犯人を突き止めるべく奔走するが、第二、第三の事件が…。バリスタのプライドをかけた闘いの裏で隠された過去が明らかになっていく。珈琲は人の心を惑わすのか、癒やすのか―。美星の名推理が光る!

著者等紹介

岡崎琢磨[オカザキタクマ]
1986年、福岡県生まれ。京都大学法学部卒業。第10回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉として、『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』(宝島社)でデビュー。同書は、2013年第1回京都本大賞に選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

516
1・2を再読しなくては(笑) 。バリスタのコンクールが実際にあるとは知りませんでした。物語の方は架空ですが、イベントの舞台裏で繰り広げられる妬みや名誉欲など、人間ドラマにあふれています。何よりミステリとして、密室の謎解きが実に論理的で、犯人を明らかにする過程が拍手もの。読み終わって、自分でコーヒーを淹れたくなる一編でした。2014/04/03

岡本

492
登場人物を軽く忘れるほど久しぶりに本シリーズ読了。バリスタが集まっているので前巻までと比べてコーヒー要素が濃くなっているのが3巻の特徴かな。読む度にコーヒー豆知識が増えていきコーヒーが飲みたくなる良作。2016/12/05

ダイ@2019.11.2~一時休止

377
バリスタ大会で起こった混入事件の謎に迫る。いつものコリコリしながらのその謎大変よく挽けましたがないのが残念だけど、長編でも面白かった。2014/09/23

Yunemo

357
何だか冗長すぎませんか。最初の読出しに感じた想い。読み進めていくうちに、丁寧に細部にまで、網羅されているミステリーの要素が感じられて読了できたのですが。同じ題材で、前作同様に、短編で仕上げてくれても、という気持ちが残ることも事実。ただそういう想いはありながら、いいんですよ。間違いなくこの3作目で新たな方向性が見えてきたみたいです。あとは作者の次作をゆっくり待ってみたい、そんな気持ちで読了。2014/04/20

た〜

317
謎解きとしては、シリーズここまででは一番面白かった。コーヒーに関する蘊蓄や地方色は弱めだったから人によっては物足りないかも。決め台詞が出てこなかったが、読メでのレビューの評判が芳しくないことを気にしていたのだろうか? 最後に一言「お前ぇら爆発しろ」(笑2016/05/10

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