内容説明
基本操作から内部構造までGitの開発責任者がすべての疑問に応える。
目次
gitとは
gitの基本概念
インストールと初期構成
独りで使う
2か所で使う
グループで使う
ブランチを使った開発
分散環境とブランチとの関連
変更履歴を追いかける
パッチベースのワークフロー
ゴミファイルの無視
構成変数
リモートポジトリ定義
ファイルアトリビュート
歴史の2分探索
間違いからの回復
フックメカニズム
リポジトリの出版公開
gitの周辺
著者等紹介
濱野純[ハマノジュン]
東京大学大学院・理学系・修士課程修了(情報科学)。現、Twin Sun,Inc社勤務。ロサンゼルス在住。2005年7月より、gitプロジェクト、プロジェクト・リーダーを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
baboocon
12
分散バージョン管理システムとして有名なGit(ギット)の日本人メンテナーによる解説書。入門、というには少し詳しすぎるけれど、単にGitの導入や使い方だけでなく、Gitの開発思想や内部構造を知ることができる。何の変更を追跡するかに関して、ファイル名の変更を特別扱いしても意味がない、というLinus氏の考えはちょっと新鮮で驚きだった。2014/02/02
Saiid al-Halawi
4
超読み流した感じけど、なんだか難しそう。それとgitの操作から離れて10章はパッチ開発のフローとかメールでのやり取りの仕方とかが載ってたりして「おまえらもっとOSSプロジェクト参加しようぜ!」っていうメッセージを暗に含んでるように見えた。2014/04/30
くま
3
とってもいい本だけど、なんの知識もなく0から入るとちょっときつい。もう1冊読んで、再読したらとってもすんなり入れた2012/06/10
ガブ
3
Gitの動作や使い方を勉強できる良い入門書。特にGitのオブジェクトについて、基本的なところが学べるところが素敵。GitHubが流行る少し前に書かれた本なので、そこへの言及は少ないです。2012/04/25
hajimepg
3
一回読んだだけですべてを理解出来る本ではない。内容についてはGitプロジェクトのリーダで日本人というこの上ない著者が書いているので、信頼できる。Gitでの作業で躓くたびに再度読むことになりそうな一冊。2009/11/15