インターナショナル新書<br> 「プランB」の教科書

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インターナショナル新書
「プランB」の教科書

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  • サイズ 新書判/ページ数 313p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784797681055
  • NDC分類 336.1
  • Cコード C0234

出版社内容情報

すべての<計画>は失敗する!
予測不可能な現代において、組織が生き延びるため「プランB」とは?
行動経済学と豊富な実例に裏打ちされた「危機の時代の経営学」テキスト、登場。

■コロナ禍、ウクライナ侵攻、原油高、台湾海峡の緊張──世界は、日本はまさに予測不可能な時代に突入した。
■この現代において、すべての「プランA」は失敗する危険性をはらんでいる。その中で重要になるのは、状況に変化に即応するための「プランB」(代替案)であるのは言うまでもない。
■しかし、企業のみならず、日本の組織は「既定の方針」にしがみつき、それを改めることに躊躇してしまう。その代表例がコロナの水際対策であり、また東京オリンピックの強行開催であった。
■いったいなぜ組織はプランBを実行できないのか? そしてその真の原因はどこにあるのか? 最新の行動経済学を駆使して語る「危機の時代の経営学」がいよいよ登場!
■冨山和彦氏【経営共創基盤(IGPI)グループ会長】、藤野英人氏【レオス・キャピタルワークス 代表取締役社長】が絶賛!

【著者略歴】
尾崎弘之(おざき ひろゆき)
1984年、東京大学法学部卒業。同年、野村證券入社。モルガン・スタンレー証券バイス・プレジデント(93年)、ゴールドマン・サックス証券バイス・プレジデント(95年)、同投信執行役員(98年)などを歴任の後、アカデミズムで自らの経験を理論化する道に転進。2005年東京工科大学大学院バイオ情報メディア研究科教授・コンピュータサイエンス学部教教授、15年神戸大学大学院経営学研究科教授、16年同大学院科学技術イノベーション研究科教授など。

【本書の目次より】
はじめに──「完璧な」プランなど存在しない

第一章 「想定外の時代」に生きるために
東芝はなぜ凋落したか/データ分析には「落とし穴」がある/「そうは言っても大丈夫だろう」シンドローム/なぜすべての会議はうまく行かないのか

第二章 あらゆる「プラン」は修正を迫られる
「プランA」が行き詰まるとき

第三章 「プランB」はなぜ発動できないのか
集団思考という魔物/独裁的な起業家でさえ軌道修正ができない

第四章 「悪魔の代弁者」の助けを借りる
「レッドチーム」を機能させるための鉄則

第五章 アイデア集約と実行のための仕組みを作る
オープンイノベーションの仕組み作りを利用する/市場を柔軟に選択せよ

第六章 AIには不可能な「課題発見」スキル
AIの強さとその限界/アーティストと起業家の共通点/知覚を研ぎ澄ます手法

第七章 集団思考を打破する「説得術」
プレゼンは「アリストテレス」に学ぶ/エトスなくして説得なし/信頼されるリーダーの条件とは

目次

第1章 すべての「プラン」はなぜうまく行かないのか
第2章 あらゆる計画は修正を迫られる
第3章 「プランB」はなぜ発動できないのか
第4章 「プランB」を発動させる方法その一 「悪魔の代弁者」の助けを借りる
第5章 「プランB」を発動させる方法その二 アイデア集約と実行のための仕組みを作る
第6章 「プランB」を発動させる方法その三 AIにできない課題発見をヒトが行なう
第7章 「プランB」を発動させる方法その四 人を説得する能力が集団思考を打破する

著者等紹介

尾崎弘之[オザキヒロユキ]
福岡市出身。1984年東京大学法学部卒業後、野村證券入社。ニューヨーク法人などに勤務。モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス勤務を経て、2001年にベンチャー業界へ転身。ベンチャー・キャピタル、複数スタートアップ企業の立ち上げ、エグジットに関わる。2005年より東京工科大学教授。2015年より神戸大学科学技術イノベーション研究科教授、同大経営学研究科教授(兼任)。政府で核融合エネルギー委員会委員などを務める。博士(学術)。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kitten

12
図書館本。「プランB」という考え方は非常に大事で、日本に限らず、世界もこれで失敗することが多い。プランAが失敗しそうなときに、すっとプランBに移行できればよいが、これがなかなか難しい、というか、プランBが用意、検討すらされていないのではないだろうか。後半は、プランBを用意したとして、いかにしてそれに移行するか、という話だがほぼほぼビジネス書のような感じで、読み飛ばしてしまった。2022/10/02

Iwata Kentaro

9
献本御礼。むちゃくちゃ面白かった。書いてある内容は「プランB」のことをよく考えている人にとってはおなじみの内容だが、だからこそ教科書としては堅牢堅実なものといえるし、ビジネスの方なので事例がとても豊富でぼくのような門外漢には知らないエピソードが山のようにあった。米国時代お世話になったブロックバスター潰れてたの知らんかったし(笑)。2022/08/19

Satoshi Hara

6
日本の組織って何でプランBがないのだろう、バカなの?って思うことが多いが、組織でプランBを作成して発動させるのは思ったより難しいのがわかった。空気のところなんて、もうまさに、という感じ。人を説得するためのアリストテレスの3要素(エトス、パトス、ロゴス)もとても参考になった。ところどころ用語についていけなかったので再読したい。2022/09/02

tolucky1962

5
集団思考,集団的保守主義,現状維持バイアス,ホットハンド誤謬,空気。認知容易性錯覚,代表性ヒュースリティック,選好の時間的逆転,損失回避の原則,ハロー効果,アンカリング効果,認知バイアス。同調圧力。サクセストラップ。官僚の無謬性。失敗情報:隠れる,単純化,変わる,ローカル化,神話化。表象の一致,間主観性の一致。組織バイアス,取引コスト,可能性の効果,感情ヒューリスティック。後悔回避,心理会計,思い込み,サンクコストの誤謬,損失回避の現象,感応度逓減性。レッドチーム思考,オープンイノベーション,アート思考。2022/10/30

田中峰和

4
リスクヘッジとどう違うのか。将来のリスクを予測し、被害を最小限に抑えるために対策を図るのがリスクヘッジだが、プランBと同じなのか。新型コロナウイルス対策では、水際対策や行動制限を課したのがプランAだった。3人の首相がその実行をしたが、効果があったのか。他の先進国ではコロナと共生するプランBに変わっているが、日本にはその発想すらない。日本の安全保障問題でもプランBの発想が求められる。ロシアに侵攻されたウクライナと同様、仮想敵国に囲まれた日本。米軍の支援を待つのがプランAだが、プランBは用意されているのか。2023/10/15

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