内容説明
わが国近代登山黎明期の越中の名ガイドと呼ばれた初代平蔵は、剱岳東面の雪渓に平蔵谷の名を残している。立山ガイド三代目平蔵が山を愛するすべての人に贈る日本百名山の登頂記。
目次
日に五たび七たび色を変える北アルプス随一の巨峰―薬師岳
おだやかな女性らしさを漂わせる山―至仏山
山を愛する人なら一度は登りたいと夢見る山―穂高岳
我が祖先の魂が息づく岩峰―剱岳
神がおわします岩稜の名山―立山
気品ただよう大野富士―荒島岳
キタダケソウの咲く甲斐の主峰―北岳
白峰三山の中央にあるどっしりとした山―間ノ岳
南アルプス屈指の急登の白いピラミッド―甲斐駒ヶ岳
カールを抱いた南アルプスの女王―仙丈岳〔ほか〕
著者等紹介
佐伯元信［サエキモトノブ］
１９４８年生まれ。富山県立山町出身。祖父は立山の名ガイドとして活躍した初代、佐伯平蔵である。深田久弥氏の生誕百年目に当たる２００３年の９月１５日に百名山を踏破。立山ガイド協会、立山町山岳協会、とやまハイキングクラブ、立山スキークラブなどに所属。全日本スキー連盟公認のスキー指導員。現在、立山町役場勤務
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