アートプロジェクト文化資本論―3331から東京ビエンナーレへ

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アートプロジェクト文化資本論―3331から東京ビエンナーレへ

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  • サイズ 46判/ページ数 315p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794969781
  • NDC分類 709
  • Cコード C0070

出版社内容情報

「私たちの文化」を「私たちの場所」で「私たちの手」でつくる!社会派アーティストが語る、あたらしいアートのマニュフェスト。

内容説明

「アート」と「産業」と「コミュニティ」の掛け合わせで、「社会文化資本力」を生み出せ!東京の文化芸術資源を開拓せよ!「私たちの文化」を「私たちの場所」で「私たちの手」で創る、あたらしいアートのマニュフェスト!アートとは、ハコでもなくモノでもなく、マネーゲームでもない、コト(出来事)である。コトを起こすプロジェクトとしてのアートを追究してきたアーティスト・中村政人が考えるアートプロジェクトの原理とは、アート・産業・コミュニティのトライアングル。アーツ千代田3331での活動、さらに2021年7月よりグランドオープンした東京ビエンナーレの取り組みを題材にして語る、アートと社会と文化資本の未来をめぐる原理論。

目次

1 東京ビエンナーレ2020/2021(「東京ビエンナーレ」は都市の創造力を進化させる;アートプロジェクト小史)
2 アーツ千代田3331(構想から立ち上げまで;3331の基軸プロジェクト;コミュニティ・アートプロジェクトを運営する)

著者等紹介

中村政人[ナカムラマサト]
1963年秋田県大館市生まれ。アーティスト。東京藝術大学絵画科教授。「アート×コミュニティ×産業」の新たな繋がりを生み出すアートプロジェクトを進める社会派アーティスト。2001年第49回ヴェネツィア・ビエンナーレ、日本館に出品。マクドナルド社のCIを使ったインスタレーション作品が世界的注目を集める。1997年からアーティストイニシアティブコマンドNを主宰。秋葉原電気街を舞台に行なわれた国際ビデオアート展「秋葉原TV」(1999~2000)など、地域コミュニティの新しい場をつくり出すアートプロジェクトを多数展開。アーティストイニシアティブコマンドN(1997~)とアーツ千代田3331(2010~)の活動において10ヵ所の拠点、740本のアートプロジェクト、3100本のイベントをつくり、2000名のアーティストと協働、延べ180名のコアスタッフ、約1350名のスタッフ等と協働する。現在、その多くの表現活動から東京の文化芸術資源を開拓する「東京ビエンナーレ2020/2021」総合ディレクターを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たまきら

30
コマンドN、3331。墨田区のプロジェクトもそうだが、アートの可能性を町に見出す者は多い。それは同時に、箱もの芸術への限界や、一般人の無関心といった切実な問題にも関係している。でも、難しいことをこねくり回す気はない。呼吸するように自分を表現し続ける人間がいて、彼らを愛してくれる場が必要というだけ。私個人は彼のアートプロジェクトを逐一フォローしてるわけではないが、彼には愛がある。同時に冷静で明晰な頭脳がある。彼が論破できないなら単細胞な自分のようなアーティストは空飛ぶ紙切れみたいなものだ。いけいけ中村さん!2021/12/28

jackbdc

5
3331を知るまで私のアート観は学校の美術の授業止まりで、アートと社会の接続という概念は存在していなかった。その後、様々なアートプロジェクト事例に触れる中で、様々な気付き(アーティストと一般人の連続性、人間社会における表現や伝達の意義深さ)を得て、さらに関心は増している。私の視点は社会の側からアートを傍観する視点であったが、本書は逆の視点(アート側から社会へ)で記述されている。印象に残ったのは産業としての自立性を志向している点。あくまでもアートの特長を殺さぬよう、市場経済と上手に付き合って欲しいと思った。2021/10/08

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