きょうかたるきのうのこと

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きょうかたるきのうのこと

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  • サイズ B6判/ページ数 186p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794968814
  • NDC分類 022.57
  • Cコード C0095

出版社内容情報

半世紀にわたり、のびやかなデザインと描き文字で、表情ゆたかに本を彩ってきたデザイナーが描く愉快な〈仕事〉と〈日常〉。

京城(現ソウル)で生まれ、東京、そして小豆島へ。いつでも自由自在に新たな活動の場を模索してきた。文字や装丁のこと、舞台美術やポスターのこと。劇場プロデュースや展覧会のこと。先輩や後輩のこと、友人のこと、そして家族のこと……。昨日から今日、そして明日を気ままに行き来しながら綴るエッセイ集。

まえがき

●ちょっと甲賀
ちょっと甲賀
ブックデザインという仕事
装丁? 装幀?
再三再四「文字」のこと
タイポジャンチ・イン・ソウル
黄色と紫
小豆島へ来てからの仕事
月光荘のスケッチブック
受賞のことば

●きょうかたる きのうのこと
展覧会の打合せ
武蔵野美術大学美術館・図書館
ムサビ時代
六月劇場
舞台装置
シルクスクリーンのポスター
晶文社社長、中村勝哉氏
『ワンダーランド』
『山猫の遺言』
『水牛通信』
「植草甚一スクラップ・ブック」
『本郷』
『カンポンのガキ大将』
『同志!! 僕に冷たいビールをくれ』
『父』
鎌田慧の記録
『大きな顔』
シリーズ日常術『平野甲賀〔装丁〕術・好きな本のかたち』
『武装島田倉庫』
リトグラフ架空装丁
コンピュータを使いはじめる
『怪物がめざめる夜』
『日本語の外へ』
『残光』
コウガグロテスク
イラストレータ
漫画家・松本大洋
あるひ小島武と
長新太の視線
「絵本ワンダーランド」
プリントゴッコ
シアターイワト
武井武雄の図
鶴見俊輔先生
津野海太郎様
サイトウの死にさいして慌てたツブヤキ
ただいま漂流中
オドラデク
『見立て狂い』
『お見立て』
長谷川四郎さんの絵
「木六会」
『東京昭和十一年』
渋谷さんのピアノ
息子の仕事
父親のこと
姉マーちゃん
映画少年
映画館に居る
和田誠さん映画談義
イワト映画の時間

●風が吹いてきたよ
猫がきた
御塩のカバちゃん
島の財産
タコのまくらと満月バー
島で話そう
小沢信男様
祖父江慎くんの作業
高知の画家
風が吹いてきたよ
餅つき

あとがき

【著者紹介】
1938年生まれ。武蔵野美術学校デザイン科卒業。グラフィックデザイナー、装丁家。高島屋宣伝部、京王百貨店宣伝部を経てフリーデザイナーとなる。64年から晶文社の装丁を手がける。73年「ワンダーランド」創刊。78年「水牛通信」「水牛楽団」参加。84年「講談社出版文化賞」ブックデザイン賞受賞。92年「文字の力」展。2013年「平野甲賀の仕事1964-2013」展。著書に『平野甲賀 装幀の本』(リブロポート)、『平野甲賀〔装丁〕術・好きな本のかたち』『文字の力』(晶文社)、『僕の描き文字』(みすず書房)などがある。

内容説明

稀代の装丁家が描く“仕事”と“日常”。京城(現ソウル)で生まれ、東京、そして小豆島へ。いつでも自由自在に新たな活動の場を模索してきた。文字や装丁のこと、舞台美術やポスターのこと。劇場プロデュースや展覧会のこと。先輩や後輩のこと、友人のこと、家族のこと…。昨日から今日、そして明日を気ままに行き来しながら綴るエッセイ集。

目次

ちょっと甲賀(ちょっと甲賀;ブックデザインという仕事;装丁?装幀? ほか)
きょうかたるきのうのこと(展覧会の打合せ;武蔵野美術大学美術館・図書館;ムサビ時代 ほか)
風が吹いてきたよ(猫がきた;御塩のカバちゃん;島の財産 ほか)

著者等紹介

平野甲賀[ヒラノコウガ]
1938年生まれ。武蔵野美術学校デザイン科卒業。グラフィックデザイナー、装丁家。高島屋宣伝部、京王百貨店宣伝部を経てフリーデザイナーとなる。64年から晶文社の装丁を手がける。73年「ワンダーランド」創刊。78年「水牛通信」「水牛楽団」参加。84年「講談社出版文化賞」ブックデザイン賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

67
グラフィックデザイナーで装丁家でもある平野甲賀さんのエッセイ集。文字や装丁のこと。ポスターや舞台の美術についてこれまでに手がけた本のこと、作家さんのことそして日々のことなど。甲賀さんは面白い本を出版する晶文社の装丁を多く手がけている。その晶文社も出版する本がそれまでの路線と違ってきたのが残念。それでも他の出版社の本でも甲賀さんのデザインになる文庫本や単行本は見かける。独特の書体はコウガグロテスクという名前があるそうだ。図書館本2019/05/01

こうちゃ

16
京城(現ソウル)で生まれ、東京、そして小豆島へ。いつでも自由自在に新たな活動の場を模索してきた。文字や装丁のこと、舞台美術やポスターのこと。劇場プロデュースや展覧会のこと。先輩や後輩のこと、友人のこと、そして家族のこと・・・。半世紀にわたり、のびやかなデザインと描き文字で、表情ゆたかに本を彩ってきたデザイナーの、昨日から今日、そして明日を気ままに行き来しながら綴るエッセイ集。常々、疑問に思っていた〔装丁〕と〔装幀〕。”装丁?装幀”で、歴代の装丁家たちの〔装丁論〕を読み何となくわかった気になる。2015/08/09

nizimasu

6
平野甲賀さんの身辺雑記や過去の装丁を巡るエピソードなんかもまとめたエッセイ集。その時々に出てくる平野さんの書き文字の美しいことよ。とても見ていて癒されてしまう。しかし3.11を挟んで小豆島に移住した話や盟友の斉藤晴彦さんの追悼文には何ともいえない行間からにじみ出るような寂寥感すら感じてしまう。ただ博識な平野さんだけあってこの本でも武井武雄さんという挿絵画家さんの作品に出会う。何ともほっこりする懐かしい挿絵。それを調べたりする愉楽。やっぱり平野さんの本好きのエッセンスが垣間見えてまたもやほくそ笑んでしまった2015/08/09

さすらいのアリクイ

5
装丁家、平野甲賀さんの仕事、人生、趣味、住んだ場所などについてのお話が載っている本。読みやすいけど、本のデザインや文字についてなど理解が難しかったり無理だなと思うお話もどんどん飛び出してくるので恐ろしい本でもある。でも、そんなに怖い人ではないのかもなと。文字、本のデザイン、映画、一緒に仕事した人、感心を持った人など自分の心の向かう人やものにスッと近寄ってあれこれ試してやってみて…という人生を送った人なんだろうなと。決して軽くない出来事も飄々と語っているのを読むと色々あったのかもなと思うのですが。2021/04/16

ととろ

1
装丁文字を描かれていたという平野甲賀さんの訃報記事を読んで図書館で借りる。まずなんだか違和感を覚えたのが本文の文字。はて?と思っていたら、丸ゴシック。ご本人が好きらしい。あと、普通漢字で書く文字がひらがなだし、ひらがなで書く文字が漢字で混乱。何か意図があるのでしょうね。いろんな人の名前が出てくるので、片っ端から調べて確認するのはちょっと楽しかった。「ふとした表紙に」という話が気になりこれも予約。ただ内容がとりとめもなく、半分読んで挫折。字は見たことあるけど平野さん装丁の本、一冊も読んだことないのに気づく。2021/05/08

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