月の輪書林それから

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  • サイズ B6判/ページ数 315p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794966858
  • NDC分類 024.8
  • Cコード C0095

内容説明

古書目録による古書店経営も十五年、美央チャンとの結婚生活は六年目を迎えた。この間作った目録は四冊。しかし、「消えた人、忘れられた人、そういう人たちを古本の中から再評価したい」という思いは変わらない。今回も、偶然、手に入れた古本で多くの忘れられた人たちを再発見していく。前半では、「満洲」という消えた国とそこに関わった無数の人たちを描いていく。李奉昌、川村竹治、秋山清、森竹夫…。後半にはいると一転、明治・大正期の趣味人・三田平凡寺の全体像に迫っていく。わからないことだらけだからこそ、古本蒐集に力が入っていく。岡本綺堂、鴬亭金升、外骨…ら周辺にいた魅力あふれる人たちも視野に収めていくのである。古本ブームのきっかけとなった『古本屋月の輪書林』の刊行から七年、続刊がようやく登場!古本の力を伝えるノンフィクション。

目次

1 二〇〇二年李奉昌と出会う(『川村満鉄社長燕京訪問記』という一冊;西原和海さんからのFAX;天龍三郎自伝;木山捷平日記;秋山清の名刺 ほか)
2 二〇〇五年三田平凡寺を歩く(趣味山平凡寺開山式覚書;大石誠之助と情歌;鴬亭金升の『情歌萬題集』;「西村伊作研究会」発足;平凡寺とメイエルホリド ほか)

著者等紹介

高橋徹[タカハシトオル]
1958年、岡山県に生まれる。日本大学芸術学部を2カ月で中退。映画製作に関わり、87年に古本屋の店員になる。三年半の修行の後、古本屋「月の輪書林」を開く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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実は寺は…

55
前著と同様の日記の他に、奇人・三田平凡寺探究の文がある。私はあまり平凡寺さんに興味が無いので、普通の日記をもっと読みたかったが、もちろん面白かった。ちなみに平凡寺さんは漱石の孫・夏目房之介さんのもう一人の祖父である。日記では満州についての探究が面白く、三木卓の父親・森竹夫の事や、木山捷平、不敬事件を起こした李奉昌の話が面白い。人物を知る事の楽しさが横溢している。淡島寒月や斎藤昌三、内田魯庵の事も知りたくなる。日本の近代人がこんなに多彩なら、近世も中世も古代もそうなのだ。歴史の中で人は小さく、故に可愛い。2020/12/28

takao

2
ふむ2023/12/24

イカ男

0
古本、命って感じですね。経済的には、カツカツでも好きなことに邁進できる姿を羨ましく思います。今後の活躍に期待しています。P22で紹介のあった田中邦衛の色紙の文句「ガキの頃から イロハが駄目で 覚えているのは イロばかり」が胸に沁みた。(笑)2012/07/23

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