目次
1 大草原の風と木とけものたち―「小さな家」の自然観察ノート(大きな森にて;大草原にて;プラムクリークにて;シルバーレイクにて)
2 とうさんはなぜシカを撃たなかったか―インガルス一家の自然観と文明観
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りらこ
0
現代のアメリカの問題の始まりの一つが西部開拓時代にあった。これは本当だろうな、と納得。子供の頃から大好きだったローラの物語だけど、その時からインディアンに対する開拓者側の見方に何か違和感があった。最初に手にした福音館版に解説があったからか?移民としてアメリカ大陸に移り住んだ時点から少しづつ間違った方向に向かってたのか?難しくて私なんかにはよくわからないけど。未開の大自然が悪、って考えは日本人にはわからないもの?凄く興味深い内容だった2017/09/02
おからパン
0
印象に残った箇所:「母さんは文明を愛し、父さんは自然を追いかけながら自然を破壊し、ローラは共存しながらも前は今あるもので満足していたもののそのうち人の容姿や名刺をほしがったり文明を優先するようになった」小説としてみるのではなく客観的にとらえているのが興味深い2007/06/17
-
- 和書
- 日本語フィンランド語辞典