いじめられっ子だった弁護士が教える自分の身のまもり方

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いじめられっ子だった弁護士が教える自分の身のまもり方

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  • サイズ 46判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794226778
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0037

出版社内容情報

 学校で嫌なことをされたらどうすればいい?
 この本は、自身もいじめ被害者である弁護士が、いじめに立ち向かい、自分の身を守るための法的知識と具体的手段をまとめたものです。

 著者は中学の終わりから高校2年まで、学校で陰湿ないじめを受けました。いじめのせいで、摂食障害やうつ病を患い、不登校になり、最後は転校を余儀なくされました。37歳で司法試験に合格するまでは、「いつ死んでもいいや」という投げやりな気持ちを抱えて生きていたと言います。

 今この本を手に取ろうと考えている人の中には、現在進行形でいじめに悩む人や、その親御さんがいるかと思います。いじめの渦中にあると、どうしても「いじめられていることは恥ずかしい」と感じ、周りにいじめの事実を言いづらいということがあるかもしれません。

 しかし著者は、自身の過去の反省をふまえ、いじめは絶対に我慢してはいけない、と強く訴えます。そして、「いつ、誰に、どういうことをされたのか」いじめの証拠をしっかり集め、少しでも早く、声を出して周りに訴える重要性を説きます。いじめ解決のために、間違っても「できるだけ穏便に解決したい」「ことを荒立てたくない」などと考えてはいけないこと、また、いじめには毅然とした態度で対処することが重要であると述べます。いじめ行為の中には、恐喝や名誉棄損など立派な犯罪になるものもあり、法律の観点から見過ごすわけにはいかない問題があるのです。

 学校生活では、友達との関係をつい優先して、多少の嫌がらせも我慢してしまう子も多いと思います。だからこそ、本書を通じて、少しでも嫌なことや危険な目にあったとき、どう自分の身を守っていけばいいかの具体的な方法を知ることは、とても意義があることです。

 お守り代わりに1冊持っておけば、いざというときに強い味方になってくれるでしょう。

内容説明

学校で嫌なことをされたら、どうすればいい?自身もいじめ被害者である弁護士が、いじめに立ち向かい、自分の身を守るための法的知識と具体的手段をまとめた渾身の一冊。

目次

1章 「いじめられている」ことは恥ずかしくない(学校でいじめられた私;「変わっている」からいじめられる? ほか)
2章 自分を守る方法はたくさんある(いじめは人権侵害;「いじめ=悪」だけでは解決できない ほか)
3章 心のセーフティネットをつくっておこう(学校の外にはもっと広い世界がある;学校で友だちができなくても大丈夫 ほか)
4章 学校に行けなくなった君へ(いじめるほうが恥ずかしい;いじめっ子と同じ土俵に立たない;学校はすべてじゃない;とにかく誰かに言おう;未来を信じよう)
5章 未来に夢を持つこと(いじめられた傷は一生消えないけれど;夢を持つということ;最後に伝えたいこと)

著者等紹介

菅野朋子[カンノトモコ]
弁護士。1970年生まれ。立教大学社会学部を卒業後、結婚や出産、離婚を経て、東京大学法科大学院在学中の2007年に5回目の挑戦で旧司法試験に合格した。2009年に弁護士登録。企業内弁護士や法律事務所で経験を積み、2011年に独立。企業のコンプライアンス、離婚・相談や学校問題、いじめ事件にかかわる一方、小中学校での法教育やいじめ授業の活動を積極的に行っている。2023年9月から沖縄県宮古島に法律事務所を開設。現在は、東京と宮古島との2拠点で活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

モモ

45
かつて実際にいじめにあい転校を余儀なくされ、今もいじめの後遺症がのこる弁護士・菅野朋子さんの著書。心にひびく言葉がたくさんある。「いじめをするような人と同じ土俵で戦わない。いじめには人権救済の申し立てを行う方法がある。早い段階で声をあげることが大事。いじめは我慢する必要がないもの」「いつ、誰に、どういうことをされたのか」いじめの証拠を集めて、声を出して周りに訴えましょう」いじめの被害者が転校せざるをえない状況に複雑な思いがする。早いうちに周りに助けを求めることが大事。いじめの被害者に寄り添い、助ける一冊。2023/12/04

さくらっこ

42
幼少の頃から優秀で、小中高一貫の名門校に合格した著者。いじめはこんな賢い人の心をも蝕むのだ。その頃のトラウマでいまだに心療内科に通っておられるのには驚いた。日本人は、「友達100人できるかな」と子供の頃から吹き込まれ、誰とでも仲良くしなければという考えにしばられ、友達の輪から外れないようにと必死になる。いじめはその反動で生まれたのではとこの本を読んで感じた。輪に入れなくても、うまく話せなくてもいい、ただのクラスメイトでもかまわないのだ。多様性を認めることが、いじめを防ぐことにつながると思う。2024/01/14

たまきら

38
ティーンズコーナー新刊。陰湿ないじめを受けた弁護士による、タイトルまんまの本です。いじめはなくならない。その現実をふまえたうえで、自衛の方法を説明している部分が建設的です。いま、辛い。そんな人に我慢しろなんて絶対言えない。どう支援できるかという視点もある、経験者だから、法を理解している当事者だから書ける内容でした。「大丈夫、法律があなたを守ってくれます」というメッセージは響きました。2023/11/29

マキロン

6
大人はサッと読める内容。子供がすぐ手に取れるように、全国各地の図書館に置いていただきたい。2023/12/23

ヤスコ

5
まず…。一体どこの女子校なのか気になって著者の経歴を調べたら、女子御三家の1つで驚愕。裕福な名家の子女しか通えないようなところでも、いじめは起こるのか…。それはともかく、虐めに遭った際の対処法を具体的に記してあるのだと思って読んだのだが、その辺りは余り詳しく書いておらず、その前段階。虐められたら、我慢はしない、早めに誰かに言う、記録を取る。あとは心の持ちようなど。保護者は、子供の気持ちに寄り添うことが大切。決して軽くあしらってはならない。今現在虐めに遭っている児童生徒向け。2024/03/08

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