日はまた昇る―日本のこれからの15年

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  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784794214737
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0033

内容説明

ゆっくり着実に歩むカメ(日本)が、足の速いウサギ(中国)に勝つ!『日はまた沈む』の著者がついに日本復活を宣言。東アジア情勢、靖国問題をも論じる待望の書。

目次

1章 日はまた昇る
2章 日本型資本主義
3章 新しい政治、新しい政治家
4章 新しい東アジア、古い反目
5章 靖国神社と歴史問題
6章 二〇二〇年の日本

著者等紹介

エモット,ビル[エモット,ビル][Emmott,Bill]
1956年、ロンドン生まれ。オックスフォード大学モードリン・カレッジで政治学、哲学、経済学の優等学位を取得。英国『エコノミスト』誌ブリュッセル支局員、経済担当記者をへて1983~86年に東京支局長として日本に滞在。88年にビジネス部門編集長となり、93年に同誌編集長に抜擢される。日本のバブル崩壊を予測した90年の著書『日はまた沈む』はベストセラーになった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あすなろ

74
エモット氏の最新刊西洋の終わりを読む予定であり、予習等兼ねて本書読了。14年前の本ということを差し引いて読む必要ある。外れている読みも当然あるが、我が国並びに国民を見ての論は正鵠を得たものも多数ある。要は、我が国は、複雑に様々な変化が絡み合い進むことにより徐々に変化する。そうしたことを述べており、確実な我が国の変化を正しく捉える様に訴えている。その他、靖国の捉え方や、日と独の類似性より日と英との類似性論などが興味深かった。2017/10/10

Willie the Wildcat

17
人生と同様、国家の盛衰も山あり谷あり。一過性ではなく、本質的な復活には、努力と変革が必須。後者への柔軟性が鍵。”痛み”が伴うこともあり、この痛みを分かち合う土壌。目新しい論点、あるいは数字などに基づく客観的論点は少ないが、歴史問題から知日家を感じさせる。過去を踏まえた未来志向の共同声明。それが当たり前となる日が来ることを心から願う。現代の国際化の中、共存共栄しかない。2013/03/19

手押し戦車

9
構造改革は国の経済状況に応じ政府や財政出動の規模を変えていく。インフレ期で国内で金融規模が膨らんだ時には規制緩和をして供給量を上げたり、公共事業を減らしたり、金利引き上げや増税がされ日銀は宴会が盛り上げってる時にお酒の入ったコップを取り上げる事をする。経済がインフレ期でデフレ政策をするとバブルが大きくなり加熱しすぎるが日本はデフレ経済下で公共事業削減や規制緩和で失業者を増やしたり増税したりして余計景気悪化を促進させる政策をやっている様に見える。国民が宴会を望んでるのにコップもお酒も余計少なく減らしている2014/09/21

Humbaba

2
現在の日本の成長速度は他国と比べて早いわけではない。しかし、曽於分着実に力を蓄えているとも考えられる。急な変化がないからこそ、いつまでも安定している。その安定感という力は、他国が望んでもなかなか身につけられない良いものであるとも考えられる。2013/06/25

Sanchai

1
http://sanchai-documents.blog.so-net.ne.jp/2006-07-282006/07/28

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