内容説明
刑事訴訟法典は506条というかなり多数の条文からなりたち、しかも各々の条文は比較的詳しいので、刑事訴訟法については、各条文の相互関係を押えつつ、刑事訴訟法を支えている原理・原則との有機的な関連性に留意しながら学習することがとくに必要とされる。本書では、個々の問題を論じる場合にも、クロス・レファランスを多用して、読者が当の問題の刑事訴訟全体における位置づけをも意識しながら学習できるように叙述した。
目次
序論 刑事訴訟法とは
第1編 訴訟の主体
第2編 起訴前手続
第3編 公訴
第4編 公判手続
第5編 証拠法
第6編 簡易な手続
第7編 裁判