目次
グローバル化の中の市民社会と法
篠原市民法学と労働法学の交錯
優先主義の解剖学
篠原市民法学の基本構造
市民法学と共和主義―その体系的位置づけをめぐって
グローバリズムをどう解釈するか?―カントの歴史哲学から
篠原敏雄市民法学とヘーゲル国家論
法の概念と理念について―ラートブルフとカントおよびヘーゲル
ヘーゲル『法の哲学』における不法の問題―承認論と論理学との関連から
ヘーゲル法哲学と犯罪者処遇に関する一考察
「市民」概念の再検討
第二次世界大戦時・戦後直後のドイツにおける「尊厳」概念に関する覚書
法の概念と性質について
「第三者委員会」の法社会学―「市民法学」との関係で
篠原市民法学と民事訴訟法学の交錯―民事訴訟目的論に関する一試論
中世ローマ法学における解釈概念の諸相―C.6.28.3へのBaldusの註解を中心に
法教義学の社会的役割―『法システムと法解釈学』(ルーマン、1974年)と『社会の法』(ルーマン、1993年)の間で
Hegelとドイツ刑法学―近時の「Hegel‐Renaissance」に寄せて
裁判員制度と「市民」の参加
「文明の裁き」に応えようとした法哲学者―東京裁判弁護団長 鵜澤總明
自然科学者から観た市民法学
原爆投下の残虐性を中和するための東京裁判と、その効果を持続させる日本国憲法に関する論考
WGIPを実証する対日占領文書
著者等紹介
酒匂一郎[サコウイチロウ]
九州大学法学研究院教授
新谷眞人[アラヤマサト]
日本大学法学部教授
福永清貴[フクナガキヨタカ]
国士舘大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。