受苦者のまなざし―初期マルクス再興

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  • サイズ B6判/ページ数 562,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791761531
  • NDC分類 309.3
  • Cコード C1030

内容説明

「希望の原理」としてのマルクス思想はここに甦る―。ポストモダン以後のマルクス思想を求め、その原点としての『経済学・哲学草稿』を精緻に読み解く。「初期マルクス」に見出される「受苦者のまなざし」を中心に据え、近代主義からの脱却を目指し、世界像の転換を図る画期的視座。

目次

序章 マルクス主義以後のマルクス
第1章 ヘーゲル像の旧層と新層
第2章 市民社会の原子論的認識とその克服
第3章 『経済学・哲学草稿』第一草稿の方法論的展開
第4章 『経済学・哲学草稿』第三草稿の成立
結び「第三草稿」からみた「後期マルクス」

著者等紹介

山之内靖[ヤマノウチヤスシ]
1933年生まれ。現代社会論。経済学博士。フェリス女学院大学名誉教授。東京外国語大学名誉教授。東京大学大学院社会科学研究科西洋経済史学専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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2
初期マルクスの思考の道筋を丹念に追うことで、初期マルクスが単なる発達途上のものではなく、極めて豊かな思想的意義を持っていることを説く本なのですが、ドイツ哲学(ヘーゲルやフォイエルバッハ)について要求される予備知識が多く、難しかったです。いつか再読するときには、その濃密な内容を十分に理解できるようになっているといいなあ(そんな日がくるのか?)2017/11/13

tu-ta

0
http://tu-ta.at.webry.info/200812/article_19.html と http://tu-ta.at.webry.info/200808/article_25.html 今年になってから再読したつもりになって、これに登録したけど今年になってからは読んでないような気がしてきた。

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