内容説明
あるものはある。ないものはある。実在するものは知られうるし、言語で表現できる。逆に、知られるもの表現できるものは必ず実在する。インド実在論の源流ヴァイシェーシカ学派、現存最古の綱要書『勝宗十句義論』をわかりやすく読み解き、いまなお斬新な知の体系を提示する。
目次
第1章 分類と定義(10カテゴリーの列挙;実体の分類と定義;性質の分類と定義;運動の分類と定義 ほか)
第2章 カテゴリーそれぞれの特性と相違点(実体について;性質について;運動について;普遍について ほか)
-
- 和書
- ことばの引き出し