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内容説明
「復興」に心を砕く神戸・関西と、「防災」に頭を悩ます首都東京。本書は西と東、民都と官都の意識ギャップを実証し、各地の大災害からの教訓を踏まえながら、現代日本の災害復興のあり方を根本から問い直す。「被災者責任」を担う画期的な現状分析がここにある。
目次
第1章 温度差
第2章 正常化の偏見
第3章 二項対立
第4章 災害文化
第5章 主体報道
第6章 メディアスクラム
第7章 復興十年の視点
対談 災害報道、復興報道をめぐって
著者等紹介
山中茂樹[ヤマナカシゲキ]
1946年1月生まれ。大阪府出身。関西学院大学法学部卒業後、朝日新聞社入社。神戸支局次長のとき、阪神・淡路大震災に遭遇。以降、災害を主なテーマに取材を続けている。朝日新聞編集委員、兵庫県阪神・淡路大震災国際検証会議オブザーバー、関西学院大学災害復興制度研究会委員。2005年4月より、関西学院大学教授
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