メディア文化を読み解く技法―カルチュラル・スタディーズ・ジャパン

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790710592
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C1036

内容説明

メディア文化の現在を読み解く。すると、身の周りに溢れる「不思議」と「驚き」が見えてくる。

目次

プロローグ 「メディア文化」とはなにか
1 見せる/隠す―「身体」のメディア文化(広告/身体/アイデンティティ;ビフォー/アフターなき整形―過程としての自己・妄信する自己)
2 描く/伝える―「表現」のメディア文化(「異民族」の“博覧”―博覧会/博物館と「異文化理解」のポリティクス;アニメの表現世界)
3 繋がる/離れる―「メディア・コネクション」のメディア文化(現実から物語へ/物語から現実へ;メディアの生涯―ローカルな音声を担う人々の物語)
4 闘う/守る―「スポーツ」のメディア文化(メディアの中のスポーツとジェンダー―「女子マネージャー」という物語の誕生;スポーツにおける「男同士の絆」―ホモソーシャルな関係の意味するもの)
エピローグ 何のための「読み解く技法」なのか

著者等紹介

阿部潔[アベキヨシ]
東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。現在、関西学院大学社会学部教授。研究領域・テーマはメディア/コミュニケーション論、監視社会の批判理論

難波功士[ナンバコウジ]
東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。現在、関西学院大学社会学部助教授。研究領域・テーマは広告論、メディア史、ユース・サブカルチャーズ史
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