Sekaishiso seminar<br> 紛争解決のモードとは何か―協働的問題解決へむけて

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Sekaishiso seminar
紛争解決のモードとは何か―協働的問題解決へむけて

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  • サイズ B6判/ページ数 170p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790709237
  • NDC分類 361.4
  • Cコード C3336

内容説明

暴力による解決から協働的解決への転換をめざして。いじめや家庭内暴力からテロ・戦争に至るまで、世界中いたるところで発生している“紛争”。それはいかに解決されるべきか。社会的交換論の視点とゲーム論的概念の援用により紛争解決のモード(様式)を基礎づけようとする新たな試み。

目次

第1章 世界的に増えつつある紛争の現実
第2章 社会現象の三つの側面を分析するための概念図式
第3章 紛争解決の視点から見た交渉行動の位置づけ
第4章 紛争解決のモードとコミュニケーションの形態―強制、交換、互酬:論争、交渉、対話
第5章 利害状況の三つの相とその視覚的表現―ゼロ・サム、プラス・サム、“ディファレンス・サム”
第6章 エピローグ―紛争についての思考の転換の必要性

著者等紹介

名嘉憲夫[ナカノリオ]
専門は紛争解決、政治社会学、国際関係論。1956年沖縄県に生まれる。1982年千葉大学人文学部人文学科卒業。1988年Fort Hays State University政治学修士課程卒業(M.S.)。1994年Purdue University政治学博士課程卒業(Ph.D.)。1995年Visiting Research Fellow,Institute of East Asian Studies,University of California,Barkeley(~96年)。1997年Research Associate,国際基督教大学社会科学研究所を経て1998年東洋英和女学院大学講師。現在、東洋英和女学院大学助教授
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