風よ。龍に届いているか〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 348p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784789301206
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0097

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HiroNuma7

24
「隣り合わせの灰と青春」に引き続き、こちらもウィザードリィの小説です。「隣り合わせの~」よりも描写に深みがましたように思えました。生々しいリアルな描写は、ウィザードリィらしいように見えました。作中に出てくる武具や魔法、「隣り合わせの~」の子孫と思わせるような描写に想像力を掻き立てられます。内容自体は、正体不明の妖獣との対決。冒険者たちを救出するため不可能と思われる登攀など、気を緩める暇もない出来事が続いたまま、下巻へ続きます。2017/05/25

フロム

9
中学生や高校生の頃読んだファンタジー小説そのものなので思わず一気読み。やっぱり思春期に馴染んだ文体は読み易い。後、本著の特徴として「ウィザードリィ」と言う洞窟探索のRPGが題材なのだが、活躍場所が登攀や館の中など「洞窟」以外の場所メインとなっている。又主人公のパーティーに姫を加えるなど、登攀メインな発想と言い姫騎士と言い時代を随分先取りしていて流石である。それでいてちゃんとウィザードリィしてるのも凄い。後半も引き続き読みたい。2018/06/16

きいろ

4
若い頃に夢中になって読んだ好きな本です。剣と魔法のファンタジーものが好きな人には自信を持っておすすめできます。登場人物たちがいきいきとして、戦闘や魔法を独自の解釈と豊かな表現で描いています。Wizardryを元にしていますが知らなくても問題なしです。「隣り合わせの灰と青春」の子孫たちの物語。2011/05/02

tomite

3
最高傑作級!! すごい、まさかファンタジーでここまでリアルな登攀描写を読むことができるとは!! 綿密な設定と圧倒的な描写で、ぐいぐい物語に惹きつけられる。や、もっと注目されても良い本だと思うんだけど。下巻も楽しみだ。2011/01/16

葉月あき

3
妖獣との初戦と登攀シーンは何度読んでもドキドキする。それにしても、あそこで「あばよ」は格好良すぎるだろう…!2009/08/08

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