内容説明
476年西ローマ帝国の滅亡から、1861年イタリア建国を経て現代に至るまで。国家としてのアイデンティティを求め、苦闘した歩みを概観する。
目次
1章 統一を妨げた地理と風土
2章 分裂と抗争―ローマ時代からルネッサンスへ 四〇〇‐一四九四年
3章 沈滞と改革 一四九四‐一七八九年
4章 イタリア統一への潮流 一七八九‐一八四九年
5章 イタリア統一前後の情勢 一八五〇‐六九年
6章 自由主義国家イタリアの誕生と社会問題 一八七〇‐一九〇〇年
7章 ジョリッティ時代からファシズム勃興へ 一九〇一‐二二年
8章 ファシズム時代 一九二三‐四三年
9章 共和国イタリア 一九四三‐九三年
著者等紹介
河野肇[コウノハジメ]
1940年生まれ。東京大学フランス文学科卒。会社勤務を経てフリーランス翻訳家。書籍、雑誌記事など、現在、さまざまな翻訳に携わる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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