科学のカタチ

個数:
電子版価格
¥1,650
  • 電書あり

科学のカタチ

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月19日 06時42分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788718500
  • NDC分類 404
  • Cコード C0095

出版社内容情報



養老 孟司[ヨウロウタケシ]
著・文・その他

宮崎 徹[ミヤザキトオル]
著・文・その他

内容説明

ネコやヒトを救うAIMを発見し、創薬に向けた研究を加速している宮崎徹氏が、鎌倉に住む恩師・養老孟司氏を訪問する中で語り合われる「科学のハナシ」。

目次

第1話 於 鎌倉 養老邸 2021年3月(いにしえの「死」をいだく街、鎌倉;いつもいた「まる」との別れ;二人の獣医師との出会いから、ネコの体の「ごみ掃除」を研究 ほか)
第2話 於 鎌倉 養老邸 2021年5月(新型コロナワクチン接種は「壮大な実験」;専門家でないからこそ「ご破算で」ができる;科学者と政治家の感染症対策会議は「バベルの塔」みたいなもの ほか)
第3話 於 東銀座 時事通信社 2021年11月(AIM研究への寄付金、2億円を超える;幼虫・蛹・成虫でゲノム構造が異なっている点が多々あった;「なぜ完全変態しなければならなかったのか」という謎は残る ほか)
巻末レポート 養老先生へのご報告

著者等紹介

養老孟司[ヨウロウタケシ]
神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。1995年、東京大学医学部教授を退官し、同大学名誉教授に。1989年、『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞を受賞

宮崎徹[ミヤザキトオル]
長崎県島原市生まれ。1986年東京大学医学部卒業後、同大病院第三内科に入局。熊本大大学院を経て、1992年より仏ルイ・パスツール大学で研究員、1995年よりスイス・バーゼル免疫学研究所で研究室を持ち、2000年より米テキサス大学免疫学准教授。2006年より東京大学大学院医学系研究科疾患生命工学センター分子病態医科学教授。タンパク質「AIM」の研究を通じて、腎臓病や認知症をはじめさまざまな現代病を統一的に理解し、新しい診断・治療法を開発することをめざしている。2022年4月より一般社団法人AIM医学研究所代表理事・所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

79
体の中のゴミを掃除するというタンパク質AIM。その研究で猫の腎臓病も調べているという宮崎徹氏と養老孟司氏の対談。猫科の動物にはAIMがなく腎臓病になりやすいという話から、コロナ、昆虫の完全変態、科学の諸問題まで、実に興味深い対談だ。昆虫の幼虫・蛹・成虫のゲノム解析によって、完全変態を分析しようとするところなどミステリアスだ。素朴な探究心が科学の基本だと思った。ワクチン4回目を今日打ったのだが、コロナワクチンは「壮大な実験」であると語られていて、今後どうなるのと考えてしまった。#Net Galley JP2022/08/05

たまきら

43
この本の生まれるきっかけを読み、宮崎先生のAIM本を読んだときに感じていてモヤモヤがすこし解決しました。なるほど、猫好き編集担当が決めたタイトルなのね。気持ちはわかるけれど、宮崎先生の研究は猫だけに収まらないと思います。この本ではAIMを応用するようなコロナワクチン新薬へのアイデアが出るんですが、「老廃物を取り除く」はすごく東洋的な未病ケアのアイデアだな、と興味を覚えました。そこに煮詰まりからの脱却ヒントがある気がします。苦手な対談形式ですが面白かった。2023/01/28

おせきはん

38
体内のゴミを掃除するタンパク質AIMを研究する宮崎先生と養老先生の対談が収録されています。研究環境の問題のほか、生命、感覚、教育などに関する知的好奇心を刺激される対談を肩肘張らずに満喫できました。2022/11/09

青木 蓮友

13
とっても心地いい対談を読みました。呼吸がゆっくりになるというか眠くなるというか、もちろんいい意味で。字もね、ちょっと大きいんです。それでいてよく考えたら東京大学レベルのお話という、それを素人がすんなり聞けるほどの話にできる驚き、頭の良さの凄みよ。宮崎徹さんのことをこの本で知ったのですが、そうですかこの方があの猫の寿命を伸ばす研究の方でしたか。その研究のアプローチも専門外ゆえの発想とのことで納得、これから本当に楽しみです。未来を憂いているようでいてどこか深刻でもないふうの対談、肩の強張りがひとつ緩みました。2022/10/25

Ukyoaki

10
猫の腎臓病の特効薬ができる可能性があり,その研究に多額の寄付が集まっているという報道はリアルタイムで見ていたので,宮崎氏には以前から興味があった.本書では,ハエに関する研究結果が掲載されており,昆虫の世界でもまだまだ未知の領域が残されていることを認識する事が出来た.(キチンでDNAが取り出しにくいというのには笑った)2023/01/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19894387
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。