学校の「当たり前」をやめた。―生徒も教師も変わる!公立名門中学校長の改革

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学校の「当たり前」をやめた。―生徒も教師も変わる!公立名門中学校長の改革

  • 工藤 勇一【著】
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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788715943
  • NDC分類 370.4
  • Cコード C0037

出版社内容情報

公立中でもここまで出来る。次世代の教育の本当のあり方がここにある宿題は廃止。固定担任制も廃止。中間・期末テストも廃止。およそ全国の中学校で行われていることを問い直し、本当に次世代を担う子どもたちにとって必要な学校の形を追求する、千代田区立麹町中学校の工藤勇一校長。自ら学習し、将来を切り拓く力は「自律」。大人が手をかけすぎて、あげくの果てになんでも他人のせいにするようなことにならないよう、中1から中3までの授業や行事を組みかえる。生徒や保護者に強く支持される学校づくりの全貌がここに。

工藤 勇一[クドウユウイチ]
著・文・その他

内容説明

「みんな仲良く」と教室に掲げても、子どもたちは仲良くなりません。他者意識のない作文、目的意識のない行事すべて、やめませんか。宿題は必要ない。クラス担任は廃止。中間・期末テストも廃止。何も考えずに「当たり前」ばかりをやっている学校教育が、自分の頭で考えずに、何でも人のせいにする大人をつくる。

目次

第1章 目的と手段の観点からスクラップ(見直し)する(宿題―ただ「こなす」だけになっていませんか;定期考査―成績を「ある時点」で確定させることに意味はない ほか)
第2章 「手段の目的化」―学校教育の問題(学校は何のためにあるのか;学習指導要領は何のためにあるのか ほか)
第3章 新しい学校教育の創造(未来を生きる子どもたちに必要な力;社会とシームレスな問題解決型カリキュラムづくり ほか)
第4章 「当たり前」を徹底的に見直す学校づくり(現状の課題を教員と共にリスト化し解決;「対立」とどう向き合うか ほか)
第5章 私自身が思い描く、学校教育の新しいカタチ(「早く大人になりたい」子どもを育てたい;選択を狭くするほど、その先の選択肢は広がる ほか)

著者等紹介

工藤勇一[クドウユウイチ]
1960年山形県鶴岡市生まれ。東京理科大学理学部応用数学科卒。山形県公立中学校教員、東京都公立中学校教員、東京都教育委員会、目黒区教育委員会、新宿区教育委員会教育指導課長等を経て、2014年から千代田区立麹町中学校長。教育再生実行会議委員、経済産業省「未来の教室」とEd Tech研究会委員等、公職を歴任。『学校の「当たり前」をやめた。―生徒も教師も変わる!公立名門中学校長の改革』が初の著作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ムーミン

90
いい刺激をいただきました。新しく赴任した学校での一年を終えようとしている今、来年度に向けてのグランドビジョンを描いている最中だったので、大いに参考になりました。2019/01/03

南北

89
麹町中学校の校長が語る中学校の「改革」です。宿題や定期考査・固定担任制の廃止などの具体例が書かれています。「定期考査」廃止といっても単元ごとのテストを新設したり、実力テストの回数も増やしたりしています。「当たり前」と思っていることでも目的と手段を取り違えていれば、上位の目的を考えて話し合いで問題解決するという考え方は共感できました。麹町中学校だからできるという部分もあると思いますが、子供たちが社会の中でよりよく生きていけるようにするには学校教育で「自律」の考え方をもっと取り入れるべきだと実感しました。2020/03/06

ひろゴン

77
新聞の広告に衝撃を受けて購入。「宿題」「クラス担任」「中間・期末テスト」と学校で当たり前となっている事を全て廃止にした校長の実践録となった本書。確かに学校の中は盲目的に行っている慣習がやたらと多い。そして、その事に何も疑問に思わない教員も多い(あくまで私のイメージですが)。そんな中、管理職、教員、更には保護者まで「当事者意識」を持って改革に臨もうとする筆者の考えに多いに賛成です。また、「自律」や「合意形成」といったキーワードにも感銘を受けるところがありました。是非とも、全国の学校で見習って欲しい。2019/07/14

ネギっ子gen

66
千代田区立麹町中学校の工藤勇一校長は、<学校は子どもたちが、「社会の中でよりよく生きていけるようにする」ためにある>と。学校は、社会とシームレスな場所であるべき。そのことが「学校の当たり前」を見直す原点。学校で行われていることを「目的」と「手段」の関係から徹底的に考え抜き、見直した教育論。「中間・期末テスト」「固定学級担任制」などの全廃。<大切なのは、固定観念に囚われず、上位の「目的」を見据えながら、最適な「手段」を見つけ出すこと/学校という存在自体も「手段」の一つにすぎず、「目的」ではありません>と。⇒2022/02/13

まさ

61
自律のための場がやはり必要だと再確認した。対立があれば(なくてもですね)上位目標を確認し、対話していくことが大切。社会の中でよりよく生きていくための手段として学校があるのだから、社会そのものも自律したものであってほしい。工藤さんのこの熱意をたくさん浴び、刺激を受け続けたい。2018/12/30

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