• ポイントキャンペーン

日本の作家
清少納言―感性のきらめき

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784787970114
  • NDC分類 914.3
  • Cコード C0395

内容説明

“をかし”の文学精神で知られる「枕草子」の作者。その簡潔な文章の中には、清新な感性と才気があふれる。華やかで謎多き生涯を叙情的かつ着実に追求した自信の一書。

目次

序 簾をあげる女人
第1章 元輔女として(清原の歌の誉れ;沈める人の春 ほか)
第2章 宮仕えの日々(「清少納言」誕生;「われをば思ふや」 ほか)
第3章 「都」の住人との交渉(伊周をめぐる回想;斉信朗詠の思い出 ほか)
第4章 滅びゆくものの輝き(運命の長徳元年;露の宿り ほか)
第5章 落魄伝承をまとう女人(昔の直衣姿こそ;衣を干すことの意味 ほか)

著者等紹介

藤本宗利[フジモトムネトシ]
昭和33年3月11日群馬県に生まれる。昭和55年3月群馬大学教育学部卒業。昭和59年3月東京大学大学院修士課程修了。現職群馬大学教育学部助教授。論文「空白への視点―『春は曙』の読みをめぐって」(『むらさき』第21集昭59・7)、「枕草子の虫―伝統と創造の戯れ」(『日本の美学』6昭60・10)、「『枕草子』類聚的章段の特質―「木の花は」の方法に即して」(『国語と国文学』66巻1号昭64・1)、「『枕草子』類聚的章段の本質―『~もの』型章段における『ずれ』の方法」(『常葉国文』14号平元・10)、「枕草子と源氏物語「(『源氏物語講座』6巻勉誠社平4・8)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。