内容説明
人類は長らく宇宙に魅了されてきた。宇宙は多くの神話と謎の源であり、同時に科学的探求心の源泉でもあった。天文学は最も古くからの科学でありながら、現代における最も刺激的な科学でもある。本書は夜空を眺めて理解するための総合的なガイドとして作られた。本書によって、私たちの近くにある天体からはるか遠くに位置する星や銀河まで眺めることができ、燃える彗星や流れ星のこと、あるいは日食や月食からブラック・ホールにいたるまでも知ることができる。さらに宇宙に対する理解がどのように進んできたかをたどれると同時に、最新の宇宙探査機による成果も追っている。月ごとの夜空の詳しい天体図はアマチュア天文家にとってのよき手引きになり、また最新の迫力ある映像は宇宙の驚異と美しさをあますことなく示している。
目次
天体を調べる
太陽系
星、銀河そして天体の光
夜空
宇宙
データ集
用語集
著者等紹介
ガーリック,マーク・A.[ガーリック,マークA.][Garlick,Mark A.]
マラード宇宙科学研究所(英国、サリー)で博士号を取得。国際天文美術家協会の会員でもあり、現在フリーで科学書の著述家、天文イラストレーターとして活躍している
伊東昌市[イトウショウイチ]
東京の杉並区立科学館物理指導担当係長。長年天文教育の指導にあたる。日本プラネタリウム協会理事であり、同国際協会評議員でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。